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旭化成ホームズ　初回５連続長短打で試合決める

１死満塁のピンチを併殺で切り抜けた旭化成ホームズ三好（右）と菅野

積水ハウス東京中央　 7 安打放つも及ばず

　旭化成が初回にいきなり５連続長短打で４点を挙げ試合を決めた。平山−松尾−三好の継投で逃げ切った。積水は先発の中村が誤算。１死も取れず降板した。２番手の寺島が好投しただけに惜しまれる。

　旭化成は初回、1番北寒寺が左翼越え2塁打し、2番木下、3番佐藤、4番大久保、5番久保田まで5連続安打を放つ先制攻撃で4点を挙げた。3回には四球をきっかけに犠飛で1点を加点した。放った安打6本のうち5本を初回に集める効率のいい攻めが光った。

　先発の平山は4回までに2失点。5回には鈴木監督が期待を寄せる2年目の松尾が登板したが、1死から三連続四球を与え降板。3番手の三好が次打者を併殺に討ち取った。

　積水は先発中村の不調が誤算。しかし、2番手の新人・寺島が2回以降5回まで旭化成打線を1安打に抑える好投を見せた。打線は旭化成を上回る7安打を放った。１番坂本は3打数3安打2打点の猛打賞。

　 　
左から積水　中村、坂本、女性応援団、寺島

○ 鈴木監督　積水さんは結構打ちますね

○ 松尾　調子？　よかった。めっちゃ球がはしっていた。150キロは出たんじゃない（ととぼけた。確かに球は速い。130キロは出たかもしれないが、制球が課題。ストライクゾーンに球が入れば三振が取れる）

● ナイン　中村さんは全国に140カ所ある営業所の中で売上げナンバー 1 の「東京中央」の所長。野球部員は1億円を達成しないと試合に出られない。こうやって出場できるのも本業で頑張っているから。中村さん？ほら、契約だからと言って、さっさと帰っていったでしょ

● 寺島　出身は長野・上田千曲高校でファースト。亜細亜大学では準硬式

　　 　　
左から旭化成ホームズ松尾、今野、北寒寺、木下

　　
積水ハウスのベンチと中司捕手