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第23回RBA野球大会 水曜ブロック

コスモスイニシアは勝てるか

渡邊監督と「Riverie (リヴァリエ)」でばったり

 昨日(6月3日)、別掲の京急電鉄・大和ハウス工業「Riverie (リヴァリエ)」の販売事務所を訪ねたが、対応してくれたのは何とコスモスイニシアの渡邊和晃監督だった。肩書きは「マンションギャラリーチーフ」。一瞬、京急か大和にトラバーユしたのかと思ったが、同社が販売代理をしていたのを知らなかったのだ。

 もちろん取材もしっかりおこなったが、話はやっぱりコスモスイニシアの野球チームは勝てるかどうかになった。渡邊曰く「確か初戦はそんなに強くない相手? 」記者が調べたら相手はミサワホーム東京神奈川だった。記者曰く「駄目、勝てない。相手の清水は元ノーヒッター。完全に復活した。安打3本打てるかどうか」

 かわいそうだと思ったので、激励もした。「相手は打力があるほうではないし、守備も御社ほど下手ではないが、それほどうまくない。とにかく○○することだ」と策を授けた。さらに追加した。「負けても次は東急リバブル−東京建物不動産販売の敗者。多分、東建不販が負けるだろうからいい勝負になる」と。

 渡邊曰く「昨年よりチーム力はあがっている。ノーマークでいい。記事にしないで」

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 いわれなくても、もちろんノーマーク。「書くな」といわれると書きたくなるのが記者の習性だ。あの守備と打力じゃ吉村がかわいそう。同社は昨年、リバブルと対戦し、2−3でサヨナラ負けしたが、43歳の技巧派エース吉村が4回まで2−2の同点に持ち込む好投を見せた。あと1本安打(試合は無安打だった)が出ていればリバブルを倒したかもしれない。

 まさか、リバブルは東建不販に敗れることはないと思うが、東建不販はベテラン佐林が元気。確か年齢も吉村と同じだ。球威は佐林のほうがはるかにある。しかし、球が速ければ抑えられるわれでもないのが野球の面白いところだ。佐林の頭脳が試される。

 判官びいきの記者から佐林にひとつアドバイス。リバブル打線に中途半端な速球は禁物。間違いなくつるべ打ちに遭う。(この記事を読むはずのリバブル大槻監督が変化球狙いを指示すれば、中途半端の速球も生きるかもしれないが … )野球は心理戦だ。

(牧田 司 記者 2011年6月4日)