第23回RBA野球大会 水曜ブロック わがチームはかく戦う 抽選会場(ヒルトン東京で) 5月26日のRBA野球抽選会で拾った各チームの代表者のコメントを紹介する。当日はお酒が入っていた方も多いので、大法螺か三味線かは判然としないが、少しは戦力分析に役立つはずだ。 ( ) 内は記者の寸評。レーティングは近々発表する予定。 【水曜ブロック】順不同、敬称略 日神不動産:久米・鈴木 メンバーは昨年と同じ。個々のレベルアップ図った(柳原が投げられないようでは … 吉松がどこまで頑張るか) 積和不動産:岡崎・山本 投手はジャンケンで決める。決勝トーナメントには行きたい。僕? もう53歳ですよ。でも、投げて勝利投手になりたい(岡崎は昨年打率5割。他の選手は岡崎を見習え) 野村リビングサポート:戸張・大岡 羽尾(エース)は大丈夫。新人4人が入った。内野は総入れ替え。中京大中京卒の内野で1番が勝敗のカギを握る。小村は仕事でこられなくなった(弱点の打線と守備力を強化したとなれば、明らかに戦力アップ。ただ、相対的にレベルが上の水曜ブロックに移ってどうか。大岡晋は学者の大岡信氏とは関係ありません)
ナイス:横澤・石川・金子・岡村・河村・狩野・志藤 城戸さん(監督)は宇都宮に転勤したが、試合には出てくる。投手難は解消されていない。福島が投げるかも。それより、今度「北千住駅」から徒歩7分でマンションを分譲するが、どうですかね。都内のことはあまり分からない(福島に頼らざるを得ないようでは苦しい。「北千住」は見学して記事にするが、土地の価値を最大限に引き上げる商品企画にすれば高値挑戦できるはず)
三菱地所リアルエステートサービス:榊監督・山本 戦力充実。昨年以上目指す。今日の抽選にかかっている(榊監督は、抽選会に出席予定だった斎藤常務が急きょ欠席となり、常務代行を務めた。体重をあと20キロ減らせば近い将来「代行」の文字が取れるはず。初戦が積水ハウス京葉支店では苦しいか。次戦も野村不動産アーバンネット−ナイスの敗者相手では同様に厳しい) 三井リハウス東京:安西監督・佐藤 今年こそ。作田(元巨人の投手)が宅建に受かったので出場させる。もちろん投打の軸。何が起きるか分からないよ。消耗戦に持ち込みたい(強豪には闘志をむき出しにし互角に戦うが、戦力が劣るチームに惨敗もする。強いのか弱いのかさっぱり分からないチーム。作田は2006年、巨人の育成選手として入団。1軍経験はないが、 Wikipediaによると「札幌国際情報高校時代は通算44本塁打。札幌選抜の一員にも選ばれた。苫小牧駒澤大学では1年春から3番を打ち、北海道六大学リーグの新人賞、ベストナイン、優秀選手賞などを獲得。大学通算打率.322、大学通算10本塁打」とある。安西監督は「打球はすごい。球がひしゃげる」と語っている) 総合地所:三上監督・伊藤マネージャー 左の投手を補強した。年齢は35〜36歳。これまで(参加を)逃げていたのを引っ張ってきた。部員は4人増えた(かつての大投手長島は歳には勝てず。1〜2イニングなら持つかも。補強した左投手次第だが … )
住友不動産販売 :古賀監督・越智マネージャー 6人新人が入ったが、雨で流れて調整不足。エース伊藤と、主砲の前田に期待だが、前田は(仕事で)責任ある立場になったのでどうか。伊藤におんぶに抱っこ。打倒住林(伊藤が投げれば最小失点に抑えられる。課題は打力。前田が期待できないとなると … ) 大和ハウス工業:大原監督・中嶋 和歌山・箕島−立命大卒の冨永が投げる。大学では抑えのエース。今でも 130 キロはでる。本人が愛称「トミー」として宣伝してくれと言っているので、ちゃんと書いて(冨永は立命大の抑えのエースだったら相当の力があるはず。年齢も聞いたが、30歳だったか40歳だったか、取材メモが判然としない) リスト:杉山・渡辺 昨日(25日)初めて練習した。今年はレギュラーが総入れ替えになる。すごい打球を飛ばす新人も入った。僕(杉山)? 僕の比じゃない。間違いなくドームにいける(投手は藤井と佐藤。打線は1番打者岩島がチームを引っ張る。杉山も脱帽の新人が不気味)
東京建物不動産販売:中根・杉本 佐林は先発も抑えもできる。加覧もいるし、昨年以上を目指す(昨年は8年ぶりの勝利で連敗記録を16連敗でとどめた。ただ、今年の初戦は強豪の東急リバブル。相手が悪い) オープンハウス:佐藤監督・渡邊 エース北原に土肥、さらに今年は新人の広島商業−法大卒の日隈が入った(日隈は投手でなく、レギュラーでもなかったはずだが、投げられるとなると投手力は一段とアップした。あとは核になる大砲がほしい)
伊藤忠ハウジング :面高監督・杉山・塚本・川嶋 僕(面高)が今季から「監督代行」の「代行」が取れて正監督に就任する。渡辺が入ったし、不動の4番杉山も元気(杉山の後輩、城西大卒の新人渡辺は球威があり、高速スライダーはオープンハウス北原以上かもしれない。上位進出が狙える。杉山は部長に昇格して仕事が忙しそうで、4番の座が務まるか不安) ちばリハウス:横田・高橋 何とか決勝に行きたい(メンバーは昨年と変わらないようだが、エース篠原はピッチングにうまみが加わった。ただ、昨年は長谷工アーベストに滅多打ちされた後遺症が心配) エイブル:前久保・堀内・相川 みんな高校まではそこそこやっていた。大学までとなると数名。昨年の不動産健保大会の二部に出場して優勝した。タイセイ・ハウジーさんとは練習試合をやり逆転勝ちしている。レーティング? 低めにお願いします(今年初出場。戦力は未知数だが、タイセイを練習試合で下しているとなると、水曜でも予選突破の力はありそう。同社は首都大学と 6 大学のスポンサーになっているが、特に野球選手を入社させているわけではないようだ)
住友林業:鈴木監督・野原・大坂 昨日(25日)は無様な試合をやってしまった。僕? 僕は高校時代、盗塁などされたことがない。投手は2人補強した。住林基準では西野よりレベルは上かも。暴投のスピードは半端じゃない。大型新人投手? 彼は今季登板は難しい(旭化成ホームズには完敗したが、総合力ではやはりトップクラス。旭化成ホームズ、リストらと優勝争いしそう。稲田が復肩≠キれば旭化成と互角に闘えるが … ) セキスイハイム不動産:大島・長岡 今年はやりますよ(と、プロゴルファー大島は張り切っている。大島は今年で5年目の32歳。体重100キロ。「力也」といういかにも力のありそうな名前をもらい、早実を卒業後、メジャーを目指し渡米。肩を壊し、オファーもなかったことからメジャー入りを断念。帰国後、プロゴルファー資格を取得した経歴の持ち主。しかし、これまでほとんど活躍した姿をみたことがない。減量している気配もない。国立高校では3塁手だった谷口も30歳をとっくに過ぎた。3年間勝ち星なしでは今年も … )
スウェーデンハウス:市川・山根 昨年は人が集まらなかった。今年は何とか予選突破したい(エース大関の肩次第。打線は爆発力がある) 野村不動産アーバンネット:遠藤・森田 エース三根が調子よさそう。住林さんと練習試合をやり引き分けた。新戦力も加わった(三根は今年38歳。スタミナに不安があり、連投が利かないだけに、谷口らがどう踏ん張るか。相手の戦力を分析しながらの戦いになるか)
三井不動産販売リアルプランセンター:安田・神村 北地さんが抜けた穴は大きいが、草野球の大会で優勝した。今年は勝負かける(北地の穴は安田が埋めるか。あと一歩で強豪に苦汁を飲まされているだけに何とかしたいはず。練習量は豊富と見た) 積水ハウス京葉支店:堂原 レベル? 積水ハウス東京中央や積水ハウス千葉西より上ですよ(今年初参加。堂原は不気味な発言をしたが、お酒が入っていたからか。本当に積水ハウス東京中央よりレベルが上なら 4 強が狙える) 長谷工アーベスト:梅垣 うちの評価がずいぶん低い。昨年の8強ですよ。すごい投手が入った。まあ、評価が低いほうがいい(昨年はくじ運に恵まれたのを忘れたよう。ただ、リストには完敗したが、ちばリハウスに打ち勝ったのは自信になったはず。大谷が四死球を半減させれば上位進出は可能だが …) 東急リバブル:大槻監督・古屋 今年も頑張る。有望な新人が入ったが、宅建取得優先なので出場は難しいかも。旭化成さんの5連覇を許すようじゃ情けない(2年目の左腕桑折は制球にやや難があるが、最小失点に抑える力あり。あとは打線の奮起。選手の高齢化が進んでいるのが懸念材料) 旭化成ホームズ:鈴木監督・北寒寺・今野・佐藤 (憎くったらしいほど強い。コメントをもらわなくたって戦力が充実しているのが分かる。今季から北寒寺が主将に就任し、今野と同期の佐藤が副主将に就任。佐藤が「北寒寺だけはノーサイン」と話すように鈴木監督の絶大な信任がある。鈴木監督は2年目の明治学院卒の182cmの長身、松尾に期待しているようだ。今野も佐藤も「松尾は135キロは出る」と語っている)
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(牧田 司 記者 2011年5月31日) |