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フージャースコーポ 株価上昇率でトップ独走

平成23年3月期 第3四半期決算


 フージャースコーポレーションは2月7日、平成23年3月期第3四半期決算を発表。マンション事業が予想通り進捗していることなどから売上高は減少したが、大幅増益となった。売上高は7,388百万円(前年同期比61.6%減)、営業利益は2,491百万円(87.5%増)、経常利益は2,208百万円(同148.6%増)、純利益は2,175百万円(同148.7%増)。

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 同社の業績が急回復していることから、株価が暴騰している。過去1年間で見ると、最安値は昨年1月4日に付けた8,700円。しかし、その当時、マンション用地取得を再開し、販売代理物件も販売が好調だったことから業績も急回復。株価はほぼ一貫して上昇し続け、昨年の東証1部株価値上がり率トップを独走した。

 今年の不動産協会の賀詞交歓会では、廣岡哲也社長は一躍時の人≠ニなり、株価が低迷する各社の幹部から羨ましがられていた。

 勢いは止らない。本日(2月9日)、年初来最高値の48,050円を付けた。昨年の最安値と比べると実に5.5倍だ。4万円台の株価は約3年振り。

(牧田 司 記者 2011年2月9日)