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11月の住宅着工 分譲住宅のみ増加 全体では3カ月連続減

 国土交通省は12月27日、11月の住宅着工をまとめ発表。 分譲住宅は増加したが、持家と貸家が減少したため全体では前年同月比0.3%減の72,635戸となり、3カ月連続の減少となった。

 持家は25,849戸(前年同月比5.1%減、3カ月連続の減少)、貸家は24,446戸(同8.5%減、3カ月連続の減少)、分譲住宅は20,985戸(同13.1%増、2カ月連続の増加)。分譲住宅の内訳はマンションが11,105戸(同24.5%増、2カ月連続の増加)、一戸建てが9,751戸(同2.6%増、3カ月ぶりの増加)。

 首都圏マンションは6,630戸(同14.7%増)。都県別では、東京都が2,986戸(同9.8%減)、神奈川県が2,861戸(同240.6%増)、埼玉県が88戸(同79.5%減)、千葉県が695戸(同42.0%減)。神奈川県で大幅に増加したが、前年同月が少なかったため。

(牧田 司記者 2011年12月27日)