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対岸が雅叙園 桜並木が美しい目黒川沿い

三井不動産レジデンシャル

「パークホームズ目黒ザレジデンス」

「パークホームズ目黒ザレジデンス」完成予想図

太陽光採光システムを採用　中庭のシンボルツリー照らす

　本当は花見の頃に見学すればよかったのだが、待ちきれずに見に行った。対岸が目黒雅叙園で、目黒川の両岸の桜並木が美しい三井不動産レジデンシャル「パークホームズ目黒ザレジデンス」だ。

　物件は、ＪＲ山手線目黒駅から徒歩9分、または東急目黒線不動前駅から徒歩7分、目黒区下目黒２丁目に位置する10階建て全237戸の規模。専有面積は43.11〜86.40�u、価格は未定だが、中心は6,000万円台で、坪単価は320万円前後になる模様だ。竣工予定は平成24年2月下旬。施工は大成建設。

　現地は、目黒駅から目黒雅叙園に向う行人坂を下り、太鼓橋を渡って、目黒川沿いに大崎方面に2、3分歩いたところだ。目黒川の対岸は目黒雅叙園だ。

　敷地は南南東−北北西軸が百数十メートルはあろうかと思える細長い形状で、四方をサクラロードなどプロムナードで囲う計画になっている。

　建物は中央に中庭と吹抜けを挟む横長のロの字型。建物の北北東側に目黒川が流れている。各住戸は日照条件を考慮して雁行設計になっているのが特徴だ。各住戸の間口は目黒川に面した住戸も反対側の住宅街に面した住戸も70�u台は約7.9mと広く、ほぼ正方形の使い勝手のよい間取りになっている。

　大きな特徴の一つは、太陽光採光システムを採用していることだ。これは、屋上に設置したミラーで太陽の動きを追尾して光を捉え、光を反射させてウォーターガーデンのシンボルツリーを照らすものだ。同社は初めて採用したという。

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　単価は320万円前後と書いたが、実際は未定だ。販売事務所の所長・小林真一朗氏に「単価は320万円ぐらいでは」と聞いたところ「いい線いっている」という解答を引き出した。間違いなくこの当たりの単価だろうと思う。

　感心したのは、太陽光採光システムを採用していることだが、設備仕様も関係者が想像するレベル以上であるのは間違いない。玄関、キッチン、洗面室の床やカウンタートップは全て大理石や御影石の自然石を採用。建具・面材も限りなく突き板に近い鏡面仕上げのグレード感のするものが採用されている。

　小林氏に「パークホームズに『ザレジデンス』を加えたのは三菱地所レジデンスさんを意識してのことか」と聞いたら、「いえ、三菱地所さんが社名を決定する前に物件名は決めていましたから」と笑っていた。

　販売事務所がある場所は、同じ目黒川沿いの同社も売主に名を連ねているので、「クロスエアタワー」の販売事務所の隣りにあり、��呉越同舟�≠ﾆいうより��共食い�≠ｩと思ったが、「バッティングはほとんどない」（小林氏）とのことだった。

　販売は、桜が見ごろの3月下旬。反響は3,000件を突破しているという。

「パークホームズ目黒ザレジデンス」配置図