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スウェーデンハウス 千葉県印西市でスマートシティ


「結いの丘まきのはら」21住区(完成予想図)

 スウェーデンハウスは12月6日、千葉県印西市の千葉ニュータウン「結いの丘まきのはら」21住区に24戸からなるスマートシティ計画「スウェディッシュガーデン 印西牧の原」をスタートしたと発表した。

 「結いの丘まきのはら」21住区は、「WONDER GREEN PROJECT まちづくりかいぎしつ」 (2010年10月発足 ) が提唱した子育てと環境に配慮した理想的なまちづくり≠実現するもので、「低炭素なまちづくり」「子育て安心、子ども安全まちづくり」「独自の緑化基準 緑を維持する会」を進める。

 低炭素の街づくりとしては、住宅の性能を次世代省エネルギー基準相当又はそれ以上とすることとし、21住区のCO2削減率を1990年比50%以上 (スウェーデンハウス目標65%) とする。

 子育て安心、子ども安全まちづくりとしては、子育て中のママの声を道路、公園などの設計に生かし、各戸の車両の出入り口を 1 方向に限定し、その面には垣又は柵を設置せず「安心・安全」を確保する。

 独自の緑化基準については、「みちひろば」を魅力ある空間に創り、植栽帯を設置。居住者が自由に草花を植えることができるようにする。電線類を地中化する。

 同社はこれらの構想をスマートシティとして、最先端技術を搭載した分譲住宅を4棟建築し平成24年3月に竣工する。

 機会があったらモデルハウスを見学してレポートしたい。

(牧田 司記者 2011年12月8日)