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丸紅、三井不動産レジデンシャル、三菱地所

上海でマンション1700戸など共同開発


「(仮称)上海嘉南プロジェクト」完成予想図

 丸紅、三井不動産レジデンシャル、三菱地所の3社は12月6日、共同出資する好世投資(香港)有限公司と上海泰路実業発展有限公司で設立した上海好世嘉南置業有限公司による上海市嘉定区南翔鎮での「(仮称)上海嘉南プロジェクト」開発用地を取得し、分譲住宅約1,700戸と商業施設を開発すると発表した。

 上海市嘉定区は、上海三大ニュータウンの一つである「嘉定新城(ニュータウン)」計画が進行中で、南翔鎮は上海市中心区に接した同区の玄関口に位置。「嘉定新城」は全体計画200ku、計画人口100万人に及ぶニュータウン計画。

 今回のプロジェクトでは、分譲マンション約20棟、約1,700戸と商業施設の開発を計画。また、上海好世嘉南置業有限公司は、丸紅の子会社である上海好世置業有限公司(丸紅出資比率60%)に工事関連業務、販売関連業務等を委託し、分譲マンションは「好世」ブランドにて発売する予定。上海好世置業有限公司は、これまで上海市で5案件約5,000戸の住宅分譲事業を展開してきている。3社は、共同開発により更にハイレベルな商品企画(クラブハウス等の共用施設、緑化、水景等を豊富に設置)を予定している。


イメージパース

(牧田 司記者 2011年12月8日)