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インテリックス 同社初の分譲マンション

「リシャール奥沢」　出足好調

「リシャール奥沢」完成予想図

　インテリックスが12月から分譲を開始した同社初のマンション「リシャール奥沢」を見学した。

　物件は、東急目黒線奥沢駅から徒歩4分、又は東急東横線・大井町線自由が丘駅から徒歩12分、世田谷区奥沢３丁目に位置する8階建て全18戸の規模。専有面積は35.14〜54.85�u、価格は2,986万円〜5,890万円（最多価格帯3,200万円台）、坪単価315万円。竣工予定は平成24年2月下旬。販売代理は東急リバブル。施工は山田建設・エム・シー・サービス共同企業体。

　同社は、中古マンションの再生流通事業「リノヴェックスマンション事業」を展開しているが、今期から新たな収益機会の獲得のため「その他不動産事業」にも取り組んでおり、今回のマンションが第一弾。同社が保有していた老朽化マンションを取り壊し、好立地を生かしマーケットニーズに合致した1DKから2LDKまでのコンパクトマンションに建て替えたもの。

　物件の最大の特徴は、希少な立地条件と、眺望のよさ。現地は近隣商業地域だが、周辺は道路沿いの商業系用途地域を除き、ほとんどが第一種低層住居専用地域。4階以上からは足元に自由が丘、田園調布の住宅街が望めるほか、武蔵小杉、二子玉川、横浜から遠くは富士山も望める。基本性能・設備仕様は、2重床・2重天井、ＩＨクッキングヒーターなど。角住戸を生かし、キッチンや浴室にも窓を設置している。

　10月から、現地案内会を行なっており、これまで約140件の反響を集め、先週末に登録販売した結果、最高5倍の倍率を集めた住戸を筆頭に7戸を契約済み。販売代理の東急リバブル担当者は、「工事中であるため日曜日しか案内ができないが、竣工までに完売できるめどが立った」と語っている。

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