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オープンハウス 低層メゾネットの「幡ヶ谷」「目白」などが人気


「オープンレジデンス幡ヶ谷」完成予想図

 オープンハウス・ディベロップメントの低層メゾネットマンション「オープンレジデンス幡ヶ谷」が人気を呼んでいる。それほど立地に恵まれているわけではないが、マンションの供給が最近はほとんどない幡ヶ谷駅圏で単価が安いのが人気の要因だ。

 物件は、京王線(京王新線)幡ケ谷駅から徒歩8分、渋谷区本町5丁目の第1種住居地域・近隣商業地域(建ぺい率60%・80%、容積率300%)に位置する地下1階地上 3階建て全24戸の規模。現在分譲中の7戸の専有面積は62.64〜72.39u、価格は4,280 万〜4,680万円、坪単価は209万円。販売代理はオープンハウス。設計・監理は伊藤陸川設計室。施工は大末建設。竣工予定は平成24年9月上旬。

 現地は、駅前の幡ヶ谷「六号商店街」から「六号坂通り商店街」を抜けた当たり。通りの道幅は狭く、それほど立地に恵まれているわけではないが、物件のすぐ前に小公園がある。

 同社の他のマンションと同様、2層メゾネットで、キッチンのサイズや形状、オーダーメイド家具など有償のオーダーシステムを利用できるのが特徴。

 同社担当者によると、「契約開始は10月17日で、年内完売が目標。『安さ』」と『希少性』で勝負しています。地元の方の評価は非常に高い。契約者のほぼ全員が地元在住、もしくは実家が幡ヶ谷」という。

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 同社の「オープンレジデンス」は、これまで10件ぐらいは見ただろうか。どれも人気の住宅街で、価格が安いメゾネットというのが特徴だ。今回の「幡ヶ谷」はやや立地としては劣るかもしれないが、やはり「住めば都」。地元居住者や縁のある人にとっては最高の住宅街なのだろう。単価も安く、人気になるのは納得できる。もう少し駅に近く立地・環境に恵まれたところなら坪単価は260〜320万円ぐらいするエリアだ。

 同社の他の物件では、「オープンレジデンス目白」(22戸)が9月26日から契約を開始して残りが4戸(坪単価252万円)と好調。

 同社初の高層マンション「オープンレジデンシア銀座エスト」(72戸)も3分の2が契約済みで、こちらも販売は順調に推移している。「天井高2.7m」「内廊下」が特徴で、坪単価は280万円。このエリアは激戦区だが、早期完売した明和地所「クリオ築地川公園」(30戸、坪単価289万円)次ぐ売れ行きだ。


「オープンレジデンス目白」完成予想図

(牧田 司記者 2011年11月18日)