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素敵$キり込むモリモト「アールブラン下丸子レジデンス」


「アールブラン下丸子レジデンス」完成予想図

 モリモトの「アールブラン下丸子レジデンス」を見学した。準工立地だが住宅化が進んでいる一角で、商品企画もよく考慮されている。

 物件は、東急多摩川線武蔵新田駅から徒歩4分、大田区下丸子1丁目に位置する6階建て全62戸の規模。専有面積は42.51〜84.85u、価格は未定だが、坪単価は230万円台になる模様だ。竣工予定は平成24年9月下旬。設計・監理はスペーステック一級建築士事務所。デザイン監修はプラネットワークス一級建築士事務所、エイムデザイン研究所。施工は東海興業。

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 現地は、準工業地域だが、住宅地化が進んでおり目だった嫌悪施設はない。敷地の東・南・西側が道路で、北側には同じぐらいの高さの事務所ビルが建っている。

 デザイン監修を担当しているのは、記者も見学した「アールブラン西蒲田」と同じプラネットワークス一級建築士事務所とエイムデザイン研究所。外観は水平ラインを強調した淡いボーダータイルと柱状のダークな色調のタイルとのコントラストが特徴。建物はアウトフレーム逆梁工法を採用することによって居室内に柱型が出ないようにし、高さ約2.3mのハイサッシを実現した。70uの標準プランは6800oのワイドスパンとなっている。

 インテリアデザインでは、玄関・廊下に御影石を採用するとともに、下足入れやドアと同じ色調の木調パネルを天井まで張り、リビングドアはナグリ調仕上げを採用。化粧室のカウンタートップと三面鏡の間の壁には大理石とガラスを組み合わせて凹凸間のある表情を演出している。

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 モリモトの物件はいつもそうだが、細部にこれは素敵≠盛り込んでいる。今回は玄関ドアのプッシュプルドア、御影石の廊下、木調パネル、洗面化粧室、ナグリ調ドアなどがいい。御影石も落ち着いた部分だけを抽出したものを採用しているという。こうしたこだわりがモリモトファンをひきつけるのだと思う。


「アールブラン下丸子レジデンス」完成予想図

(牧田 司記者 2011年11月8日)