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 首都圏地価・中古マンションとも値下がり 野村アーバン調査

 野村不動産アーバンネットは10月5日、首都圏の住宅地地価と中古マンション価格の10月1日時点の動向を発表。住宅地、中古マンションとも弱含みが続いているとしている。

 6〜9月期の住宅地地価は平均で▲1.0%(前回 ▲0.4 %)の変動率となり、四半期比較で「値上がり」を示した地点が5.7%(前回 8.6%)、「横ばい」が64.3%(前回70.7%)、「値下がり」が30.0%(前回20.7%) となっている。

 中古マンション価格」は平均で▲0.9%(前回▲0.6%) の変動率となり、四半期比較で「値上がり」を示した地点が3.7%(前回8.8%)、「横ばい」が60.9%(前回60.5%)、「値下がり」が35.3%(前回30.7%)。

 年間ベースの地価変動率は平均で▲0.7%(前回+0.3%)、中古マンション価格変動率は平均で▲1.6%(前回▲1.0%) となり、マイナス幅が拡大している。

(牧田 司 記者 2011年10月5日)