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 リストの意欲的マンション「リストレジデンス新横浜」


「リストレジデンス新横浜」完成予想図

 リストの意欲的なマンション「リストレジデンス新横浜」を見学した。デザイン監修に建築家の鈴木エドワード氏を起用、 TIME Design SIGHT Design ECO design の3つのDesignを強調している。 

 物件は、 JR 横浜線新横浜駅から徒歩5分、横浜市営地下鉄ブルーライン新横浜駅から徒歩7分、 横浜市港北区新横浜一丁目に位置する10階建て全45戸の規模。専有面積は54.47〜70.23u、価格は未定だが200万円台になる模様。竣工予定は平成24年8月上旬。設計・監理は叶設計。施工は奈良建設。販売開始は10月中旬。

 TIME Design とは、新横浜駅から歩いて5分という駅近を強調している。新横浜駅圏では過去3年間、マンションの供給が1件もないという。しかも、現地は商業地域の最南端で、敷地の南東側は新幹線の高架をはさんで第一種低層住居専用地域が広がるという立地条件をアピールしている。

 SIGHT Design とは、鈴木エドワード氏を起用して印象的なファサードにしていることだ。外壁には反射ガラスやガラス手すりを多用している。同社は確か茅ヶ崎駅前でも鈴木氏を起用して、早期完売したのではなかったか。

 ECO design とは、ソーラー発電、エコジョーズ、浄活水器、屋上緑化、 Low-E複層ガラスなどを採用して環境に配慮していることを指す。

 設備仕様面では、オプションはキッチンの吊戸棚ぐらいしかなく、食洗機、ソフトクローズ引き戸、スライド収納なども標準装備。

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 難点を探すとすれば、敷地の東南側に新幹線の高架が走り、バルコニー側の下り天井がやや気になることだが、リストのマンションは確実に進化しているという印象を受けた。

 価格は割安感もある。記者は坪単価は200万円をはるかに突破すると読んだが、高くても210万円ぐらいに抑えるようだ。

 浄活水器では、モデルルームに見本を置き、通常の水道水と 浄活水器を使用した場合の水質が試薬で分かるようになっている。「これがいい」と、 浄活水器が付いていることで購入を検討する来場者もいるという。

(牧田 司 記者 2011年10月4日)