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名鉄不動産「ソルスクエア メイツ中央林間」 堅調な売れ行き


「ソルスクエア メイツ中央林間」完成予想図

 名鉄不動産が分譲中の「ソルスクエア メイツ中央林間」を見学した。駅からはやや距離があるが、大型複合商業施設に隣接し、70uで3,000万円前後という価格帯が評価されている。

 物件は、 東急田園都市線・小田急江ノ島線中央林間駅から徒歩14分、大和市下鶴間に位置する8階建て全98戸の規模。現在分譲中の住戸の価格は2,730万〜3,950万円(専有面積70.80〜86.50u)、坪単価は145万円。竣工予定は平成24年2月。施工は長谷工コーポレーション。販売代理は長谷工アーベスト。

 モデルルームオープンは6月で、7月から契約が始まっており、現在まで約6割が契約済み。購入者は地元住民にとどまらず、田園都市線、小田急線沿線に住む住民も目立つという。

 現地は準工業地域だが、嫌悪施設となるような工場は少なく、むしろ大型商業施設やマンションなど住宅化が進んでいるエリアの一角だ。敷地に隣接して「りんかんモール」があり、徒歩6分には「イオンつきみ野店」がある。小田急線の南林間駅には徒歩12分。敷地の東側には約500mも連なる桜並木がある。

 住戸プランは東向きと西南向きの2タイプ。間取りは標準的な3LDKで、設備仕様としてはディスポーザー、ペアガラス、浴室暖房乾燥機が標準で、長谷工の「プレミアムアフターサービス」が受けられる。

 駅から徒歩14分というのは微妙な距離だが、相模大野や長津田の駅前再開発マンションよりは坪単価にして100万円近く安く、中央林間の駅近でも坪200万円近くしそうなことを考えれば、安い物件なのだろう。生活利便施設が整っているのも評価されているようだ。

(牧田 司 記者 2011年8月26日)