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ポラスグループのポラテック

 「木質ハイブリット材」を採用した新本社ビル見学会


新本社ビル「ウッドスクエア」完成予想図

 ポラスグループの戸建て注文住宅部門を担当するポラテックは8月20日、建築中の新本社ビル「ウッドスクエア」の記者見学会を行った。

 新本社ビルは、東武伊勢崎線新越谷駅から徒歩10分の越谷市七左町二丁目に位置する地下1階地上4階建て延床面積約6,592u。構造は SRC・RC・鉄骨造。設計はジェイアール東日本建築設計事務所、ポラテック。施工は川田工業。

 木造住宅や木に関する情報を発信する拠点ビルとして位置づけ、1〜2階部分を「木空間カフェ」とショールーム、銘木展示スペースとして市民に開放する。主要構造部分の柱や梁を国内産のカラマツの間伐集成材で覆う全国的に珍しい「木質ハイブリット鋼材内蔵型集成材」を用いているのが特徴。

 集成材の厚さは約60ミリで、屋内空間はほとんど木造住宅と変わらないデザインとなる。建築費は坪当たり約125万円で、一般的なSRCやRC造と比べやや割高となる。竣工予定は平成24年2月。


建築中の外観

(牧田 司 記者 2011年8月22日)