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タカラレーベン 驚嘆の非日常≠演出「浅草」


「レーベンリヴァーレ浅草エヴァーブライト」モデルルーム

 タカララレーベンの「ディプティエレメンツproject」シリーズの第2弾「レーベンリヴァーレ浅草エヴァーブライト」を見学した。「ディプティエレメンツ」は、「serendipity ( セレンディプティ)」からとった造語で、「ふとした偶然をきっかけに閃きを得、幸運を掴み取る能力のこと」(Wikipedia)。第一弾の「レーベンリヴァーレ シュアレジデンス駒込」に次ぐもの。同社の第4営業部次長兼第4営業部1課課長の高荒美香さんら女性スタッフ6人がプロデュースした物件だ。

 物件は、つくばエクスプレス浅草駅から徒歩2分、東京メトロ銀座線田原町駅から徒歩9分、台東区西浅草3丁目に位置する15階建て全56戸の規模。専有面積は37.05〜73.13u、予定価格は2,400万円台〜5,900万円台(予定最多価格帯4,500万円台)、坪単価230万円。竣工予定は平成24年7月上旬。

  
モデルルーム

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 岡本太郎は「芸術は爆発だ」と語ったが、このモデルルームをみて驚かない人はまずいない。30年もマンションのモデルルームを見てきているが、これほど非日常≠演出しているモデルルームは初めてだった。ほとんど理解の範囲を超えていた。

 アンティークのチェスト、スタンド、椅子、小物入れに毛足が数センチもありそうなラグ、アジアンテイストの壁紙、青海波、紗綾形などの和柄がふんだんに用いられていた。そのインテリアは古典的、ロココ調でもあり、何でもありという意味ではモダン・ヨーロピアンかキュビズムの世界だ。「これは何だ」とパニックに陥ったほどだ。

 そんなわけで、どこからどこまでが標準仕様なのかオプションなのかは分からなかったが、そのあたりはスタッフがしっかり説明するのだろう。これまでにないモデルルームを提案する同社の女性グループの意気込みは理解できる。若いユーザーの共感も得られるだろう。

 坪単価は230万円ぐらいになる模様で、予想していたとおりだった。敷地の南側が道路を挟んで浅草ビューホテル、東側がスーパー・ライフにそれぞれ隣接し、北側が道路という立地条件を考えれば、「駒込」同様、完売までそれほど時間はかからないとみた。

  
モデルルーム

タカラレーベン 同社初の高単価マンション「駒込」完売(8/10)

(牧田 司 記者 2011年8月16日)