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積水ハウス 世界初の3電池(太陽電池・燃料電池・蓄電池)搭載

「グリーンファーストハイブリッド」発売


「グリーンファーストハイブリッド」電力供給システム

 積水ハウスは8月8日、同社が2009年から発売してきた「快適性」「経済性」「環境配慮」にすぐれた「グリーンファースト」の進化形として、世界初の3電池(太陽電池・燃料電池・蓄電池)の組み合わせにより大幅な節電を可能にし、日中は “ まちの発電所 ” として社会に貢献する「グリーンファーストハイブリッド」を同日から発売すると発表した。

 3電池を組み合わせた電力供給システムを備えた商品の市販化は世界初で、容量8.96kWhの大型蓄電池を搭載することで、一般住宅でかかる年間光熱費252,900円をトータルでマイナス11,400円と約26万円削減し、非常時も自動的に電力供給システムが稼働し、安定した電力を継続供給できる。 2009 年に発売した「グリーンファースト」には蓄電池は搭載されていない。

 太陽電池は1kW当たり44.8万円、燃料電池は240万円、蓄電池は200万円。販売目標は発売当初3カ月で150棟。


日常の運転制御の概念図

(牧田 司 記者 2011年8月10日)