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積水ハウス「観環居」 スマート・ネットワークプロジェクト

新たな第2ステージ開始


「観環居」

 積水ハウスは8月2日、同社が平成22年11月から5カ月間にわたり、総務省の委託事業「スマート・ネットワークプロジェクト」の一環として横浜みなとみらい21地区で行ってきた環境配慮型住宅グリーンファースト仕様の「観環居」の実証実験の結果を踏まえ、新たな第2ステージを開始したと発表した。

 「観環居」では、住宅の快適性と長寿命化について実験を行い、CO2排出量をほぼ100 %削減できることを確認したほか、家歴システムを活用して長寿命化に関する検証を行い、太陽光発電システムによる余剰電力でEVを充電し、蓄電池としても活用する実験を行ってきた。

 これらの結果を踏まえ、第2ステージでは1年間掛けて、EVの活用や省エネや防災への取り組み、「見せる化」のさらなる具現化、産官学、一般市民、お客さまとのネットワーク構築に向けた施設運用・情報発信を行っていく。

(牧田 司 記者 2011年8月2日)