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 大和ハウス工業 戸建販売1棟につき1000円

「東日本大震災遺児育英資金」へ寄付

 大和ハウス工業は7月11日、東日本大震災による遺児・孤児の経済支援のため、桃・柿育英会の「東日本大震災遺児育英資金」へ寄付を行うと発表した。

 桃・柿育英会は2011年5月18日、東日本大震災の遺児・孤児に対して経済支援を10年間行うことで、遺児・孤児の成長を見守り、学ぶ意欲を支えることを目的に設立された任意団体。阪神・淡路大震災でも設立され、10年間で総額4億9,000万円を超える育英資金を兵庫県教育委員会を通して遺児・孤児に分配している。建築家・安藤忠雄氏が実行委員長を務めている。

 同社は、桃・柿育英会の趣旨に賛同し、2011年4月から2015年3月までの5年間、戸建住宅(分譲住宅含む)を1棟販売するごとに1,000円の寄付を行うことにしている。同社の2010年度の販売実績は9,503戸で、2011年度の販売目標は10,000戸。金額に換算すると1,000万円になる。

(牧田 司 記者 2011年7月11日)