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国交省 5月の住宅着工 分譲住宅が牽引し増加

 国土交通省は6月30日、平成23年5月の住宅着工統計をまとめ発表した。持家、貸家とも前年同期比減少したが、分譲住宅が増加したため総戸数としては前年同月比6.4%増の63,726戸となった。持家は23,528戸(前年同月比2.9%減、19か月ぶりの減少)、貸家は20,669戸(同5.0%減、8か月連続の減少)、分譲住宅は18,822戸(同42.9%増、15か月連続の増加)。

 分譲住宅の内訳はマンションが10,006戸(同138.1%増、2か月連続の増加)、一戸建住宅は8,796戸(同1.8%減、17か月ぶりの減少)。

 首都圏のマンションは7,393戸(同206.8%増)で、都県別では東京都が3,482戸(同111.4%増)、神奈川県が3,108戸(同1,138.2%増)、埼玉県が660戸(同38.9%増)、千葉県が143戸(同286.5%増)。

(牧田 司 記者 2011年6月30日)