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三井不動産販売　「三井のリハウス」

取り扱い件数25年連続全国１位

　三井不動産販売は6月20日、「三井のリハウス」を中心とする三井不動産販売ネットワークの2010年度売買仲介取扱件数が全国で35,753件（前年度比8.2％増）となり、25年連続で全国売買仲介取扱件数No.1を達成したと発表した。2003年度に初めて30,000件を突破して以来、8年連続の30,000件突破。

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　記者は不動産流通市場で取り扱い件数が全国トップというのはどれほどの価値があるのかよく分からないが、関係者としては「富士山」と同じ、トップの山は覚えられても第２位の山はほとんどの人が分からないのと同じくらい重要なことなのだろう。同社は昨年度、全国で19店舗（うち首都圏９店舗）を新設したのも取扱増に寄与した。

　一方、取り扱い件数で２位の住友不動産販売は昨年度、１店舗も新設せず31,293件 (前期比4.4％増) と過去最高記録を更新した。

　両社の取り扱い件数の差は4,460件。縮まりそうで縮まらない。必死で逃げる三井不販と必死で追う住友不販の戦いはどこまで続くのか。