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三井不動産販売 中国人向け不動産流通ビジネスに進出

左から大河通商・何軍社長、北京鏈家房地産経紀有限公司・左暉董事長、三井不販・佐藤実社長
（平成22年12月7日、調印式）

　三井不動産販売は１月25日、北京市最大手の不動産仲介会社「北京鏈家房地産経紀有限公司」（本社：北京、英文名： Beijing Homelink Real Estate Service Co.,Ltd 、董事長：左暉）および「大河通商株式会社」（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：何軍）との３社で「業務提携契約」を締結したと発表した。　　

　同社は、２年前から今回の提携先2社との間で協議を重ねてきており、今回その第一弾として中国人富裕層を日本の不動産市場に取り込むためのインバウンドビジネスをスタートさせたとしている。

　同社は昨年10月、リアルプラン営業部に国際事業グループを新設しており、中国語を話すスタッフが1名いるが、今期中に中国人スタッフも採用し、英語に加え中国語によるサービス提供も開始する予定。

　「北京鏈家房地産経紀有限公司」は2001年9月30日設立。従業員は約13,400名。店舗数は709店舗（北京市、天津市、大連市）。