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フージャースコーポ 今期戸建て200戸

第一弾「デュオアベニュー多摩センター」


「デュオアベニュー多摩センター」モデルハウス

 

 フージャースコーポレーションは今期から戸建てシリーズ「デュオアベニュー」を立ち上げ、今期200戸の販売を目標においているが、その第一弾「デュオアベニュー多摩センター」を見学した。

 物件は、京王相模原線京王多摩センター駅、小田急多摩線小田急多摩センター駅、多摩都市モノレール線多摩センター駅からバス9分、徒歩3分の多摩市落合六丁目に位置する全13区画。今回分譲開始する8区画の土地面積は110.00〜124.30u、建物面積は96.87〜103.85u、価格は4398万〜5298万円。建物はイトーピアホームの2×4工法2階建て。竣工予定は平成23年9月上旬(竣工済み1棟)。

 現地は、駅からバス便だが、幹線道路から一歩入った緩やかな西側傾斜の高台。周囲は戸建てが並んでいる。

 設備仕様などは、ヤマハのシステムキッチンのほか、2台カーポート、2階独立洗面など。

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 多摩センターは記者の地元だけに熟知しているが、戸建てのことはよく分からない。最近、ほどんど供給がないからだ。バブル期には周辺の一戸建ては1億円を突破していたが、バブル崩壊後の多摩センターのポテンシャルは下がる一方だ。利便性は見劣りしないのに、小田急線の「新百合ヶ丘」に大きく遅れをとっている。現地近くでは3年前、坪130万円台の前半でマンションが分譲されたが、完成後もかなり残り、値引きもされていた。

 今回の同社の戸建て価格は安いと思うが、果たしてどのような売れ行きを見せるか。

(牧田 司 記者 2011年5月23日)