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高層住宅管理業協会が総会 新中期計画がスタート


挨拶する黒住氏

 

 高層住宅管理業協会(理事長:黒住昌昭・大京アステージ会長)は5月20日、第32回通常総会を開き、平成22年度事業報告、収支決算、同 23年度事業計画、予算案などを承認した。

 総会後の懇親会で黒住理事長は23年度の事業計画について、「今年度から新たな三カ年中期事業計画をスタートさせたが、大きな項目は5つ。ひとつは住生活総合サービスの更なる充実だ。私はまだまだ取り組みが弱いと思っている。戸建てとの連携など地域との共生にも取り組んで生きたい。2つ目は、建物と入居者の2つの老い≠ヨの対応だ。建て替えの合意形成が難しい現状を考えると、建物の長寿命化を進めるべきだ。3番目は管理業務の品質の向上。区分所有管理士の複合物件への活用、マンション維持修繕技術者の公的資格化などに取り組んでいく。4つ目は法令遵守。コンプライアンスの徹底は当然で、新しいモニタリング制度やフォローアップ制度を推進していく。5つ目はCO 2削減問題。環境行動計画にまとめたい」などと語った。

(牧田 司 記者 2011年5月23日)