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  住友不動産販売  3月期決算 仲介好調で大幅増益

 住友不動産販売は5月10日、平成23年3月期決算を発表。主力の仲介が好調だったため増収増益となった。売上高は58,890百万円 (前期比5.3%増) 、営業利益は10,824百万円 (同16.3%増) 、経常利益は10,767百万円 (同15.5%増) 、当期純利益は6,197百万円 (同14.7%増) 。

 仲介事業は、「件数増加による成長」を目指し取扱件数は31,293件 (前期比4.4%増 ) と過去最高記録を更新。平均取扱価格も上昇したため、取扱高は834,559百万円 (同 8.4%増) 、営業収益は43,332百万円 (同7.0%増 ) 、営業利益は11,747百万円 (同18.8%増) を計上した。仲介店舗の新規出店はなかった。

 受託販売、賃貸は減収、減益となった。

 次期の業績見通しについては、売上高60,500百万円 (前期比2.7%増 ) 、営業利益12,400百万円 (同14.6%増) 、経常利益12,300百万円 (同14.2 %増 ) 、当期純利益 7,100百万円 (同14.6%増) を見込んでいる。仲介業務のリテール部門における1件当たり取扱価格は前期比1%強の上昇を想定している。

(牧田 司 記者 2011年5月10日)