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東急リバブル 平成23年3月期決算

仲介、販売受託好調で増収増益

 

 東急リバブルは5月9日、平成23年3月期決算を発表。仲介、販売受託、賃貸とも好調だったことから増収増益となった。売上高は55,779百万円 (前期比6.9%増) 、営業利益は5,175百万円 (同59.3%増) 、経常利益は5,244百万円 (同58.0%増) 、当期純利益は3,183百万円 (同 82.5%増) 。

 主力の仲介は、地域深耕を進めるとともにインターネットを活用した情報量の拡大を図るなどした結果、取扱金額、取扱件数とも増加した。売上高は31,323百万円 (同12.7%増) 、営業利益は5,064百万円 (同 47.4%増) 。

 販売受託業では、二子玉川ライズタワー&レジデンスを中心とする引渡計上件数が前年同期を大幅に上回ったことにより、売上高は4,556百万円 (同21.5%増) 、 営業利益は1,153百万円 (同390.4%増) となった。

 賃貸業は売上高11,370百万円 (同6.3%増) 、営業利益1,766百万円 (同 15.0%増) と伸びた。

 次期の業績見通しは、販売受託が大幅に減少することから売上高56,500百万円 (同 1.3%増) 、営業利益4,530百万円 ( 同12.5%減) 、経常利益4,500百万円 (同14.2%減 ) 、当期純利益2,430百万円 (同23.7%減) を予想している。

(牧田 司 記者 2011年5月10日)