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  積水ハウス 米国3番目の案件で最大規模の開発事業

 

 積水ハウスは4月28日、米国子会社のNORTH AMERICA SEKISUI HOUSE, LLC社を通じて、ニューランド・リアル・エステート・グループ社と共同で米ワシントン州シアトル市及びタコマ市郊外の「カスケディア」プロジェクトの1,700haの土地を取得し、開発に着手することで合意したと発表した。同社としては米国3番目の案件で最大規模の開発となる。

 ニューランド社は 2010年9月に発表済みのヒューストン郊外「シンコ・ランチ」宅地開発プロジェクトで積水ハウスと共同事業を行っている米国の大手デベロッパー。開発プロジェクトであるカスケディアは、米国北西部ワシントン州のシアトル市とタコマ市の郊外にあたる新興開発地区。

 シアトル・タコマ経済圏はIT、航空、宇宙産業の集積が顕著であるとともに、新興国を中心としたアジア諸国との通商が盛んな地域。カスケディアはその郊外で、「カスケディア」プロジェクトでは戸建住宅6,000区画以上と商業・オフィス施設、公共施設を整備する。

(牧田 司 記者 2011年4月28日)