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三菱商事 「東日本大震災復興支援基金(100億円)」を設立

 

 三菱商事は4月12日、先に東日本大震災の被災地支援として義援金4億円、三菱自動車電気自動車「 i-MiEV 」30台、その他、緊急支援物資の提供を行ってきたが、復旧・復興に要する期間も長期に及ぶことが確実であることから、新たに2015年3月末までの4年間を対応期間とする「三菱商事東日本大震災復興支援基金(100億円)」を設立すると発表した。

 同基金を通じて、義援金・人道支援として25億円の義援金を計画しているほか、今回の震災で就学が困難になった学生を対象(年間500名×4年)に緊急支援奨学金として25億円、被災者向け社宅・寮の提供として10億円、その他の支援として40億円を計画している。

 さらに、社員ボランティアが10名単位でローテーションを組み、現地ボランティアと協力して、作業を行なう(年間で延べ1,200人程度を派遣予定)ほか、基金の設立にあわせ、同社全役員は役員賞与の10〜30%を義援金として拠出すると発表した。

(牧田 司 記者 2011年4月13日)