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三菱地所が大勝 右狙いに徹し大量点奪う

平井粘投 3安打1失点完投


三菱地所 平井投手

1
2
3
4
 
合 計
サンフロンティア不動産

三菱地所



サンフロンティア 打てず守れず完敗

 三菱地所が快勝。右狙いに徹し相手投手を攻略。11安打のうち8安打が右方向だった。平井は5四死球を出しながら粘り強く投げ3安打1失点完投。サンフロンティアは打てず守れず完敗。平井の術中にはまった。 21 アウトのうち凡飛が11個を数えた。

 三菱は初回、先頭の吉良がいきなり安打を放ち、すかさず2盗。続く2番佐々木の適時打で1点先制。同点に追いつかれた3回の裏には、またも吉良が2塁打で出塁、佐々木が死球で好機を広げ、3番宮崎と5番鈴木将の適時打と敵失で3点を奪い再びリード。

 6回には1死から6番三浦が振り逃げで生きると、7番根神、8番永関、9番平井の3連打で3点を加点してダメ押し。


サンフロンティア奥田投手と応援団 

  サンフロ 席打安点
B 小林寛4 2 1 0
C 石 井3 3 0 0
E 芳 賀3 3 0 0
A 平 井3 1 0 0
G 二 宮3 3 0 1
H 沼 田3 3 1 0
D 野 崎3 3 0 0
F 塩 澤3 3 1 0
@ 奥 田3 2 0 0
振球犠  
3 5 0  3123 3 0
……………………
三 菱  席打安点
F 吉 良4 4 2 0
D 佐々木4 3 2 1
G 宮 崎3 3 1 1
B 谷 村3 2 0 0
E 鈴木将3 3 1 1
H 三 浦3 3 0 0
C 根 神3 3 2 1
A 永 関3 3 2 0
@ 平 井3 3 1 2
振球犠  
6 2 0  292711 6
……………………
投 手 回安振球責
奥 田 6 11 6 2 6
……………………
平 井  7 3 3 5 1
2塁打 吉良 小林寛

 平井投手は制球に苦しみながらも3安打1失点完投。

 サンフロンティアは完敗。拙攻続きで流れを引き寄せられなかった。初回、先頭の小林寛が2塁打で出塁したが得点できず、3回には連続四死球で得た無死1、2塁でバント失敗。その後、2死満塁から野選の間に1点を奪つたが、1塁走者がオーバーランで2塁憤死した。

 先発の奥田は11安打を浴びたが、6回まで投げ7失点。

○藤原監督 ノーコメント。お任せ(いつもは多くて10人ちょっとのメンバーだが、この日は黄金時代の松島、船津などを含め 18 人。女性マネージャーの応援もあり、ベンチ全体で盛り上げた)

○宮崎 試合前、ひきつけて右を狙えという指示があった(試合後、打ち明けた)

○谷村 今日は死球のほかは2打席ノーヒット(予選では5打数3安打2本塁打の主砲の4番だが、宮崎は「4番は好きに打てという指示だったから、谷村は打てなかった」と茶化した)

●二宮 完敗。力負け。僕も振れていなかった

●奥田投手  11本も打たれた。みんな読まれていたようだ。相手は振れていた

  
沸き返る三菱地所ベンチ

     
左から三菱地所 吉良、谷村、宮崎、平井

「あーあ、熱い夏が終わっちゃった。部費が底をつくよ」

サンフロンティア 寂しい残念会


いつもはほとんどの選手が集まり反省会をやるのに、この日は半数も集まらなかった。みんな出るのはため息ばかりだった(サンケイグラウンド・クラブハウスで)
 

(牧田司記者 平成22年9月12日)