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第22回RBA野球大会 日曜ブロック 決勝トーナメント1日目

どっちも勝て 記者の勝って予想

 

ミサワホーム(58)−三井不動産販売(76)

 レーティングでは三井不販が優勢。東投手は右手一指し指を骨折しており、現在、リハビリ中。完治はしていないが、本人は「全力で投げられないのが返っていい」とケロリ。スタミナも十分で完投能力もある。打力はやや迫力に欠けるが総合力ではミサワホームに勝る。

 ミサワホームは、47歳の鉄人・大野頼み。投げるのも打つのもチームの核だ。本人もやる気満々だとか。大野の頼らざるを得ないのがチームの弱点でもあるが、4年ぶりに決勝Tに進んだ勢いを生かしたい。

三菱地所(64)−サンフロンティア不動産(76)

 サンフロンティア不動産がやや優勢。昨年Vの清水にはサドンデスでサヨナラ負けしたが、試合内容では勝っていたように、今年は投打のバランスがいい。二宮監督も「僕が投げる」と先発に抑えに力が入っている。奥田、西川、芳賀ら投げられる投手は数人いる。「首位打者を狙う」塩澤を筆頭に打線も好調だ。レーティングも70⇒76に格上げだ。

 対する三菱地所は、久々の決勝T進出。三井不動産レジデンシャル戦で最終回に11点を挙げ、逆転サヨナラコールド勝ちした勢いを生かせるか。技巧派の平井が先発しそうだが、ある程度の失点は覚悟の上で、打線が奮起すれば勝機も生れる。

三井不動産(75)−タイセイ・ハウジー(74)

 予想が難解な試合だ。タイセイ・ハウジーは、元横浜ベイスターズの千葉英が不動産健保大会で初回に6連続四球を出したそうで、制球難は解消されていない。エース級の千葉政は肩と腿を痛めてリタイア。山崎、山下の継投になりそうだが、戦力は大幅ダウン。レーティングを87⇒74に格下げ。打線はいいが、三井不動産が優勢と見た。

 三井不動産は、相澤本人は「まだキャッチボール」というが、肩の調子が戻ってきているようで、RBAレベルではトップクラスとみた。制球力がいい。木下も力の投球で相手をねじ伏せるか。打線はやや弱いが、タイセイと互角以上に戦えると見た。ただ、三井の弱点はベストメンバーが集まるかどうか。抽選会に出席した福田、相澤は抽選会が終わった直後、2人して選手集めに必死でメールを送っていた。選手が揃わなければ惨敗もあると見た。

安田不動産(77)−菱重エステート(68)

 レーティング差はわずか3点だが、ここは西沢、岩間の2枚看板を持つ安田が優勢と見た。2人が投打に活躍して初戦を突破しそうだ。レーティングを71⇒77に格上げする。

 菱重エステートは佐々木投手次第。スタミナ十分で完投能力はあるが、制球に難があり、ある程度の失点は覚悟しなければならない。打線は西沢、岩間をどう攻略するか。消耗戦になれば勝機も生れるが…。

(牧田 司 記者9月10日)