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第22回RBA野球大会 

猛暑のせい? 記者のレーティング的中率がた落ち

 昨年は日曜ブロックが84%、水曜ブロックが72%の的中率を誇った記者のレーティングが今年は大幅に下落。日曜は.595、水曜は.700まで落ち込んでいる。記者の格付け付与能力が衰えたのか、それとも猛暑のせいなのか。これまでの試合を振り返ってみた。

水曜ブロック

 これまでの50試合の中で、記者のレーティング上位チームが勝利したのは35試合。的中率は7割だ。昨年は7割2分だったので、まずまずの成績ではある。レーティング評価を大幅に狂わしてくれた功労者≠ヘなんといってもベンハウスだ。今年も最弱だろうと予想し50点にしたのが間違いだった。初戦で77点の伊藤忠ハウジングを破ると、2戦目も71点の日神不動産を破り、3戦目は61点のナイスには破れたが、4戦目は何と昨年 4強の78点のちばりハウスに快勝した。途中でレーティングを 63 まで引き上げたが、もう一段の格上げが必要かもしれない。

 三井リハウス東京も 3 試合とも格上のチームを倒し、記者の予想を覆してくれた。よく分からないチームだ。急きょ現れた下手投げの眞保榮投手が踏ん張ったためだが、つられるように打線も奮起した。ここも更なる格上げが必要か。

 過大評価しすぎたと思われるのが三菱UFJ不動産販売、大和ハウス、オークラヤ住宅だ。三菱UFJは投壊、大和ハウスは投打ともさらに下降しており、オークラヤは小森投手がどうも本調子にないようだ。

 東急リバブルは86点から81点に格下げしたが、新人の桑折投手の出現で格上げが必要かもしれない。

日曜ブロック

 まずまずの水曜に対して、惨憺たる成績しか残せなかったのが日曜ブロックだ。37試合のうちレーティング上位チームが勝利したのは 22 試合にとどまり、的中率は6割にも満たない。あてずっぽうで予想しても確率的には5割なのに、どうして6割に届かないのか。信じられない。

 その元凶≠ヘ猛暑としかいいようがない。水曜もそうだが、猛暑日が続いた8月になってから予想が大幅に狂ってきたからだ。7月までの的中率は水曜が75%、日曜が66%だ。ところが8月は水曜が50%、日曜が33%に急落している。猛暑の影響は各チームにまんべんなく及ぼすはずだが、記者の予想を覆そうと格下チームが発奮しているせいではなかろうか。

 それにしてもタイセイ・ハウジーのレーティングを86に引き上げたのは買い被りかもしれない。引き下げを検討しよう。西沢、岩間の2枚看板が揃った安田不動産は逆に怖い。若いチームだけに調子に乗るとなにをしでかすか分からない。三井不動産も不気味だ。「痛っ」「痛ててっ」と悲鳴をあげながら素晴らしい球を投げる木下も怖いが、慶大時代に公式戦でも活躍した相澤投手の肩はかなり回復していると見た。清水建設の小寺も万全ではなさそうだが、投げられる状態にあるようだ。

 ケンコーポの小笠原も絶好調だが、波乱含みの決勝Tになりそうだ。

 

(牧田 司 記者8月24日)