RBA HOME> RBAタイムズHOME >2010年 >

平居社長の言葉でも分かった

旭化成ホームズの強さの秘密


旭化成ホームズチーム育ての親≠フ平居社長

 

 本日(8月6日)、旭化成ホームズが別掲の新商品「ヘーベルハウス F.lower living のある家」の記者発表会を行い、平居正仁社長も同席して挨拶・質疑応答などを行った。

 話を聞きながら、旭化成ホームズがなぜ強いのかの理由の一端を平居社長の言葉から理解した。平居社長は、記者団から「同業他社が伸び悩んでいる中、どうして御社だけが伸びているのか」と質問が飛び、平居社長は「実は、よく分からんのですよ」と笑わしながら、「チームプレーにシフトしているから」とも語った。

 同じ言葉を旭化成ホームズの三好選手から記者は聞いた。攻撃の場面で、3塁走者が北寒寺の時だった。三好は中堅前安打を放ち北寒寺をホームに迎え入れたのだが、本人は全然喜んでいなかった。「指示はゴロを打つことだった。北寒寺の足ならゴロでもホームに帰れる。あれじゃダメ」と、飛球(ライナー性だったが)を上げたことを悔やんだ。

 チームプレーとはこのことだ。三好は首位打者を狙える選手だ。その三好が安打より得点を挙げチームの勝利に貢献することに徹しようとしている。北寒寺も三好も野球はトップレベルの選手だが、本業でも全国トップレベルの営業マンだと聞いている。

 おそらく三好だけでなく、ナイン全員がチームプレーに徹しているのが旭化成の強さの理由だろう。

 もう一つ、付け加えるなら鈴木監督を囲んだ試合後の反省会だ。チームは試合後、必ず車座になって反省会を開くが、鈴木監督は身体に似合わず小さな字でいつも手帳にメモを取る。メモを取ることが何かにつけ大事なことは言うまでもないが、RBAの反省会でメモを取る監督を記者はこの20年間、他に知らない。

旭化成ホームズ 「F.lower livingのある家」発売(8/6) 

(牧田 司 記者8月6日)