菱重エステート逃げ切り　佐々木好投　脇は５打点

ポラス　いつものしつこさなく淡白な攻め

　菱重エステートが６－４で逃げ切り。エース佐々木が好投し、失恋で坊主頭にした脇が５打点の活躍。ポラスは後半の追撃及ばず。

　菱重は３回、安打と死球で得た 1 、２塁の好機に６番脇が２塁打し２走者を帰した。続く４回にも、１死満塁から脇が走者一掃の中堅越え３塁打、さらに敵失も加わり一挙４点を挙げた。

　エース佐々木は威力のあるストレートに、カーブ、スライダーの変化球のキレもよく４失点完投。課題のコントロールも改善しつつある。

　ポラスは暑さのせいか、選手の集まりも悪く、成田と中川に一発が出たが、攻めが淡白。初回と３回、１番荒川が内野安打で出塁したが、いずれも２番以降が簡単に打ち取られた。３失策も記録した。

　
本塁打した中川を迎えるポラスナイン

　投手は、かつてのエース内田が先発したが、山なりのストレートで３回まで５安打２失点。

○茂木監督　今日は投手と脇

○佐々木　今日は午前中投げていませんから（投手にとって向かい風で変化球が面白いようにキレた）

○脇　２週間前、失恋して坊主になったのがよかった（失恋するごとに坊主になっていたら、一生坊主のままかも）

○山野　内野安打に盗塁を決めた（ラガーマンといつも書いているのに相手投手はいつも打たれる）

●飯田監督　次勝たないと終わっちゃう

　　　　
左からポラス内田、成田、中川

　　　
菱重エステート佐々木（左）と冨永

（牧田司記者　平成22年7月26日）