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清水建設延長サヨナラ勝ち 久々の小寺が完投


果敢にホームを衝きサヨナラのホームを踏んだ野尻(身長165センチの小柄)を迎える清水ナイン

1
2
3
4
 
合 計
サンフロンティア不動産

清水建設
2x

 

(6回延長サドンデス)

 

サンフロンティア 勝利をポロリ

 清水建設が延長サヨナラ勝ち。肩痛で投げられないと思われていた昨年の優勝投手小寺が先発、4失点完投(自責点3)。サンフロンティアは延長で押し出しから1点勝ち越したが、その裏、痛恨の2点タイムリーエラーでサヨナラ負け。

 1点を追う清水は3回、1死から1番野尻が死球を選び盗塁で2進したあと2番野村が左翼越え3塁打し同点、続く金子が左翼越え安打し逆転。金子は盗塁と暴投で3進、4番小寺の投手ゴロの間に果敢に本塁を陥れた。

 同点のサドンデスでは2死から小寺の1塁線の投手ゴロの送球を1塁手が落球、その間に3塁走者と2塁走者が帰りサヨナラ勝ち。

 「本格的に投げるのはドーム以来」という小寺は本来の出来にはなかったが、4安打3失点完投。

         
小寺の投手ゴロで生還した清水金子  

  サンフロ 席打安点
B 小林寛3 1 0 0
A 石 井3 1 0 0
G1二 宮3 3 0 0
DH3沼 田3 3 1 2
D 野 崎3 3 1 0
F 塩 澤2 2 1 1
E 奥 田2 2 0 0
C 中 尾2 1 0 0
H 東 間2 2 0 0
振球犠      
3 5 0  2318 4 3
……………………
清 水  席打安点
D 野 尻3 2 0 0
G 野 村3 3 2 0
A 金 子3 3 1 1
@ 小 寺3 3 0 1
E 吉田瑞3 2 0 0
H 橋 口3 3 0 0
B 本 間2 2 1 0
走 茂 野0 0 0 0
3  小 島0 0 0 0
F 石 坂2 2 0 0
C 佐 藤2 2 0 0
振球犠      
2 3 0  2422 4 3
……………………
投 手 回安振球責
品 川 3.0 4 0 2 3
二 宮 2.0 0 2 1 0
……………………
小 寺 6 4 3 5 3
3塁打 野村 本間

 サンフロンティアには悔やまれる敗戦。初回は4番沼田の適時打、4回には6番塩澤の適時2塁打、5回には沼田の適時打でそれぞれ1点を挙げ、サドンデスでは3番二宮が四球を選び1点先行したが、その直後に痛恨のエラーが出た。二宮は4回、無死3塁で登板、ピシャリと後続を絶っていた。

○山中監督代行 小寺様さま。守り勝ち。これまで他の投手を育成する目的で小寺を温存してきた(記者は小寺は肩痛で投げられないものばかりだと思っていた)

○小寺 肩? 全然大丈夫。僕一人でなくチームを育てないといけないから投げなかっただけ

○金子 相手は強い。ケンより嫌なチーム

●小林 (三井不動産の)木下とは磯辺一中の同級生

●稲田 (真価が問われる試合では)全然進化していない。退化している(???)

    
清水小寺投手

野球は残酷なスポーツだ 歓喜と絶望


歓喜の清水ベンチ

   
左からホームインする清水野尻、立ち上がれないサンフロの石井捕手と小林寛一塁手

 

 

(牧田司記者 平成22年7月26日)