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すみしん不動産  6連続四死球でサヨナラ勝ち

13得点で安打は2本のみ 17四死球選ぶ


ラッキーなサヨナラのホームを踏むすみしん森下

1
2
3
4
 
合 計
三菱UFJ不動産販売

12

すみしん不動産
4X

 

13
(4回時間切れサヨナラ)

三菱UFJ不動産販売 屈辱の2連敗敗退

 すみしん不動産が最終回、失策をきっかけに6連続死四球で4点を挙げ13−12でサヨナラ勝ち。ラグビースコアの試合を制した。放った安打は井関の2安打のみだった。三菱UFJは石本、水野、増子の3投手が4回で17死四球を与え自滅した。

 9−12で迎えた最終回、すみしんはこの回先頭の4番近松が敵失で出塁、続く佐藤以下7番森下まで3連続四死球を選び押し出し。ここで登板した3番手の増子投手もストライクがほとんど入らず、3連続四死球を奪い逆転サヨナラ勝ち。6連続四死球ののうちストライクが入ったのは数えるほどしかなかった。ベンチから「 1 球待て」の大きな声が何度も発せられ、6選手とも一振りもしなかった。

 エースのベテラン辻は先発回避、劣勢の展開に3回から登板したが、7失点するなど火に油を注ぐ結果に。しかし、機関銃のように大声でナインを鼓舞した田代捕手の奮闘に勝利の女神が微笑んだ。

 三菱UFJは前試合同様、投手が自滅。4回まで17四死球を与えた。打たれた安打は2本のみだった。あまりにものふがいなさに普段は温厚な森田監督も「今日はなにもなし。取材もなし」と怒りをあらわにした。

  
左からすみしん田代捕手、堀切

 

  三 菱 席打安点
(以下、記録なし)
E16水 野
D 佐 藤
B1増 子
A 小 庄
@63石 本
G 跡 部
H 豊 田
C 中 井
F 和 田
振球犠      
(記録なし)
……………………
すみしん席打安点
F 井 手4 0 0 1
E 井 関3 3 2 0
D1  辻 3 2 0 0
H 近 松3 1 0 1
H 佐 藤3 0 0 1
A 田 代3 0 0 2
C 森 下3 2 0 1
@5  森 3 2 0 2
G 堀 切1 0 0 0
8  藤 原2 0 0 1
振球犠      
017 1  2810 210
……………………
投 手 回安振球責
(記録なし)
石 本
水 野
増 子
……………………
  森 
  辻
3塁打 井関

○辻投手 僕と近松、佐藤、井関の4人は毎週、日曜の6時の早朝野球もやっている。場所? ここ大宮。それから出勤(辻は池袋センターの所長。俊足の順天大バスケ出身の9番堀切も同センター勤務)

○堀切 スライディングの仕方がわからないので、両足揃えて飛び込もうかとも思った(2回、先頭打者として死球を選び、盗塁、進塁打で三進したあと、暴投で捕手が球を後逸すると猛然と本塁に突っ込んだ好走が光った)

○田代 うちはクリーンアップがみんな所長

  
三菱UFJ不 石本投手とサヨナラ負けにがっくりのナイン

 

(牧田司記者 平成22年7月15日)