住友不動産販売好発進　エース伊藤 6 回 2 安打完封

住友不動産販売が好発進

　エース伊藤 6回2安打完封

スウェーデンハウス連勝逃がす

　実戦から3カ月近く遠ざかっていた住友不動産販売だが、エース伊藤が6回を無四球で完封。攻守のバランスも順調な仕上がりを見せ、スウェーデンハウスに完勝。スウェーデンはエースの大関が2回，3回に制球を乱して四球が絡んでの5失点。打線も伊藤に散発の2安打に抑えらた。

　住友不販は２回、四死球と内野安打で塁を埋めたあと２死から９番寺田の2点適時打で先制。3回には4番前田の犠飛、6番和田の適時打などで3点加点、スウェーデンを突き放した。

　エースの伊藤は5回を2安打完封、無四球で好スタートを切った。守備陣も 1 失策で伊藤を盛り上げた。昨年首位打者の前田は無安打だったが犠飛で4番の役目を果たした。9番寺田の“無心”の一振りが勝ちを呼び込んだ。

　スウェーデンは完敗。投打とも精彩を欠いた。大関は初回を三者凡退に退け、順調な滑り出しを見せたが 2 回， 3 回に与えた四死球からリズムを崩し 5 失点。打線も沈黙、住友不販の伊藤から奪った安打は散発の 2 本。堅い守備にも阻まれて完封負けを喫した。

　　
　左から住友不販　和田、寺田、越智マネージャー、古賀監督

○古賀監督　投手をはじめ、全員よかった。練習もしていなかったので心配したが、それぞれの持ち場でいい面が出た

○伊藤　ていねいに投げた。 2 安打で抑えたことより無四球のほうがうれしい

○寺田　無心になって打つことがいい結果になった

○和田　次の試合も何とか打ちたい

●田村監督　走者も出たが打線がつながらなかった。次は負けられない

●佐々木　チャンスに打てなかった…

　　
左から住友不販　伊藤投手、山口（背番号26）を迎えるベンチ

　　　　　　　
左からスウェーデンハウス大関投手、市川

（村岡幸雄記者　平成22年7月15日）