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第22回ＲＢＡ野球大会　

「ナイスシティアリーナ武蔵小杉」担当の久保選手

職住近接が大きな武器に　

「トイレットペーパーの値段だってどこが安いか分かる」

久保選手

　「トイレットペーパーだって、どこのスーパーが安いか全部知っていますよ」――ナイス野球部のレギュラーでもあるナイス首都圏営業部課長・久保正人氏（40）が、別掲のナイス「ナイスシティアリーナ武蔵小杉」の販売事務所でこう語った。

　これには驚いた。記者など少なくともここ10数年間、トイレットペーパーなど買ったことがないし、果たしていくらなのかも全然知らない。確か4個とか6個とかがセットで売っているはずだ。

　なぜそこまで、武蔵小杉について知っているのか。答えは簡単だ。久保氏は武蔵小杉に住んでいるからだ。それでも、しっかり奥さんの買い物の手伝いをしているから分かることだ。立派としかいいようがない。夫婦喧嘩もしないというから優等生だ。

　地元のことに熟知しているから、お客さんに対する説得力が増す。これほど心強い営業マンはいない。さらに驚いたのは、新人など営業の経験の浅い3人を除く4人の営業担当のうち3人が武蔵小杉に住んでいるという。つまり、当分は職住近接の環境下で働けることになる（鶴見の本社も近いが）。ナイスも粋なことをするものだ。

　ナイスのマンションが好調なのは、こんなところにもある｡同社は、これまで同社と縁のないエリアでほとんど供給したことがない｡その一方で、川崎市での供給シェアは5割を越えているのではないか｡70平方メートルの４ＬＤＫを提案しているのも、地域を熟知しているからだ｡

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　野球チームは、前試合で久保氏と同期の福島投手が好投、モリモトに6−1と快勝した。次戦の相手は伊藤忠ハウジングを破ったベンハウスだ。ベンハウスは戦力が一変しており、ナイスにとって楽な相手ではない。

　久保氏は「僕はエラーをしないよう。若手の機動力を生かしてかき回したい」と語った。