昨年の王者・清水建設 東京建物に大苦戦 最終回、敵失絡めやっと引き離す 清水建設ベンチ(左手前が山寺監督)
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東京建物「夢を見せてもらった」 昨年の王者・清水建設がレーティング差で30点ちかくある東京建物に辛勝。最終回、敵失などで大量点を挙げたが、橋口、本間量投手が痛打を浴びた。勝ち越し機にアクシデントが起きたのが悔やまれる。東京建物・陣内投手は11失点したが、自責点は5のみ。 清水建設は2回、敵失で1点先制。3回には3番金子、4番小寺の連続長打と5番吉田瑞の適時打などで2点。4回には押し出しで1点。5回には敵失を足がかりに2番野村の3塁打、吉田瑞の2ランなどで大量7点を挙げ勝負を決めた。 先発の橋口は3回投げ、5安打3失点、2番手の本間は2回投げ2安打1失点。ともに球威がいま一つで、球を揃えすぎた。エース小寺は登板しなかった。 |
清 水 席打安点 F 茂 野5 5 1 0 G 野 村5 3 1 2 A 金 子4 3 2 1 H 小 寺4 3 1 1 E 吉田瑞4 4 2 3 C 野 尻4 1 0 0 @5橋 口4 2 0 1 B 小 島2 2 0 0 打3斎 藤2 2 0 1 D 小 杉2 0 0 0 1 本 間2 2 0 0 振球犠 5 11 0 38277 9 …………………… 東 建 席打安点 C 魚 住3 3 1 0 G 半 田3 3 1 2 E 嶋 田3 2 0 0 A 松 永3 3 1 0 B7中 町2 2 0 0 D 西 入2 1 1 0 @ 陣 内2 2 2 1 F3三田村22 0 0 H 竹 内2 2 1 1 振球犠 3 2 0 22207 4 …………………… 投 手 回安振球責 橋 口 3 5 3 1 3 本 間 2 2 0 1 1 …………………… 陣 内 5 7 511 5 本塁打 中田 吉田瑞 3塁打 野村 金子 2塁 打 小寺 西入 |
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前試合で5年ぶり勝利をあげた東京建物は、王者をあと一歩まで追い上げた。常に追いかける形となったが、2回には7番陣内の適時打で同点に。3回にも2番半田の2ランで再び同点に。さらに4回には9番竹内の適時打で3度同点に追いついた。しかし、5回には5失策するなど守りが破綻した。 陣内は11四死球と制球に苦しみながら粘り強く投げたが、最後は力尽きた。 ○山寺監督 最悪。言うことなし(初回、1死満塁で得点できず。4回まで10残塁の拙攻) ○小寺 肩? 大丈夫(多くを語らず) ○吉田瑞 やべえ、何でもない球(初回、1死満塁でショート凡飛を打ち上げ) ○小杉 デッドボール? 全然、大丈夫(2回、頭部に死球を受け、ボールは真上に4メートルぐらい上がった石頭≠フ持ち主。死球で目が覚めたのか、すかさず盗塁を決め、敵失で本塁に帰る) ●中町監督 チーム一丸となって清水さんをあわてさせた ●ナイン よう頑張った。夢を見させてもらった。次負けても、まだもう1試合できる ●陣内 気合が違う。1時間30分も前に集まった。僕は東京マラソンを完走したのをきっかけに2日に1回、10キロを48分で走っている。肩の回復した ●三田村 3塁に走ったとき、肉離れを起こしちゃった(4回、竹内が安打を放ったとき、2塁から本塁に帰れず) ●竹内 大会に出場するのは9年ぶり(4回に同点打を放った)
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(牧田司記者 平成22年7月12日) |