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リストが接戦制す 新婚清水が大活躍


島津の適時打で勝ち越したリストベンチ

1
2
3
4
 
合 計
三井不販リアルプランセンター

リスト

X


三井リアルプラン 最終回の追撃及ばず

 優勝候補の一角リストが逆転で接戦を制した。新婚10カ月の清水(30)が2安打1打点、チーム最年長の海藤(35)も快打を放った。三井不動産販売リアルプランセンターは惜敗。水野右翼手が再三再四の美技を披露した。

 1点を追うリストは3回、1死から8番清水がチーム初安打となる右中間2塁打を放ち、9番中根はショートゴロ。清水は2、3塁間に挟まれたが、3塁手にタッチされた際に3塁手と交錯、こぼれた球がボールデッドラインを超え清水が生還、中根も生きた。1番岩島は右翼大飛球に倒れたが、続く島津が三遊間を破り中根が生還。貴重な2点を挙げた。3回にも4番藤井の四球を足がかりに6番海藤、8番清水の安打で1点を加点。新エース藤井−杉山−藤井で逃げ切った。

 リアルプランは初回、3番神、4番北地の連打で先制。2点を追う最終回には、それまで2安打の7番志保沢がワンポイントで登板した杉山から四球を選び、ここで再び登板した藤井から8番の代打原が四球を選び、暴投で無死2、3塁と一打逆転のチャンスをつくった。9番水野は期待に応え犠飛を放ち1点差としたが、1番安田、2番神村が倒れ万事休す。北地投手は5回を投げ2失点。

    
リスト藤井投手               倉持監督

  三 井  席打安点
E1安 田4 4 0 0
D 神 村4 4 1 0
G   神 3 3 1 0
@6北 地3 3 2 1
F 小 針3 3 0 0
C 内 田3 2 0 0
A 志保沢3 2 2 0
B 寺 田2 2 0 0
打   原 1 0 0 0
H 水 野3 2 0 1
振球犠
6 3 1  2925 5 2
……………………
リスト   席打安点
G 岩 島3 3 1 0
A 島 津3 2 1 1
H19杉 山33 0 0
@91藤 井32 0 0
B 鈴木賢3 2 0 0
E 海 藤3 3 1 0
F 早 坂3 3 0 0
D 清 水3 3 2 1
C 中 根2 2 0 0
振球犠  
2 3 0  2623 5 2
……………………
投 手 回安振球責
北 地 5 5 1 2 2
安 田 1 0 1 1 0
……………………
藤 井 6 6 5 1 1
杉 山 0.0 0 0 0 1
藤 井 1.00000
2塁打 清水 岩島

○倉持監督 (最後はヒヤリ? )何ともない。何千試合もやってきた(倉持監督は元ロッテ、西武などで活躍した元プロの投手。ロッテ時代は西鉄キラーとして知られた。西鉄−西武ファンの記者は、もっとも嫌いな投手の1人だった。オークラヤ住宅の小森投手は教え子)

○清水 かみさん? 今日は仕事。次は連れてくる

○杉山 かみさん? 映画を見に行く約束をしていたが、これから帰っても見られないのでへそを曲げられた。これでまた野球嫌いに拍車がかかりそう(清水と同じ頃に結婚)

○早坂 次の試合の日は僕の友人の結婚式で、主力メンバー4〜5人が出られないかも

○島津捕手 クイックで投げてくれたピッチャーのお蔭( 2 回、志保沢の盗塁を刺し)

○藤井投手 (クイックは)走ってくると思ったので。捕手を信じている

●吉田監督 悔しい。リストさんにはいつも 1 点差。何だろうな、この差は。でも、目標はドーム。次はいい試合ができる

   
左からリスト島津、清水、海藤

  
リアルプラン北地投手(左)再三ファインプレを演じた水野右翼手

 

(牧田 司記者 平成22年7月7日)