RBA HOME> RBAタイムズHOME > 2010年 >

 

野村不動産アーバンネット 薄氷の先勝

佐藤中堅手 右翼凡飛を横取りの超美技


サヨナラ勝ちに沸く野村ナイン

1
2
3
4
 
合 計
三菱地所リアルエステートサービス

野村不動産アーバンネット

1x


(延長サドンデス)

三菱地所リアル 勝ち越し機逸す

 野村不動産アーバンネットが薄氷を踏む勝利。延長サドンデスで三菱地所リアルエステートサービスを下した。エース三根が力投、佐藤中堅手が6回、超美技で2死3塁のピンチを救った。地所リアルは次戦以降に展望の持てる善戦。

 野村アーバンは初回、敵失と4番三根の適時打で2点を先制。3回には5番森田の適時打で1点を加点。3−3同点のまま迎えた延長サドンデスでは、2番篠岡が2死からサヨナラ打を放った。

 ベテラン三根投手(37)は、3失点したが6三振を奪う力投。延長サドンデスでは2番上村、3番篠宮を完璧に抑えた。

    
左から野村アーバン三根投手、サヨナラ打を放った篠岡

 

  地所リ  席打安点
F 藤 田3 2 0 0
G 上 村3 3 1 2
B 篠 宮3 3 1 1
A 遠 藤3 3 0 0
D 西 田3 3 0 0
@ 落 合3 3 0 0
E 淵 辺3 3 1 0
C   城 3 2 0 0
H 松 本3 3 1 0
振球犠  ………
6 2 0  2725 4 3
……………………
野 村  席打安点
G 佐 藤4 3 1 0
F 篠 岡4 3 1 0
E 遠 藤4 3 0 0
@ 三 根3 3 1 0
D 森 田3 2 1 2
A 吉 山3 2 0 0
H 岩 村3 3 0 0
B 赤 堀2 2 0 0
打 中 村1 1 1 0
C 木 内2 2 0 0
4  亀 田1 1 0 0
振球犠  ………
7 4 0  3023 5 2
…………………
投 手 回安振球責
落 合 6 5 7 4 2
…………………
三 根 6 4 6 2 3

 三菱地所リアルエステートサービスは善戦及ばず。5回、2つの四球と9番松本、2番上村、3番篠宮の3安打で3点を返し同点としたが、6回の勝ち越しのチャンスで得点できなかったのが悔やまれる。

 しかし、敗戦の中にも明るい材料もあった。2年目の篠原( 23 )は高校まで野球をやっていた経験者。当たりはチームの中で図抜けていた。落合投手も自滅するタイプではない。試合直前で「お前投げる? 藤田はレフト? 」などと榊監督が指示しなければならないチーム事情を何とかすれば勝利の展望も開けてくる。

○木内監督 いい試合できたが、ちょっと油断があった(選手が揃わず、自らも9番を打った)

○三根 あれで助かった(佐藤のプレーに)

○篠岡 今日は僕の誕生日で結婚記念日。生涯忘れられない日になった(サヨナラ打を放って)

○岩村右翼手 佐藤がものすごい勢いで飛んできたので…(6回2死3塁の守りの場面。平凡なライトフライかと思われたが、岩村は全然追う気配がなく、佐藤中堅手が猛然と突っ込み、スライディングキャッチ。難を逃れる)

●榊監督 2週間前から減量している。ご飯の変わりにキャベツを食べている。2キロ痩せた。体重? ノーコメント(2キロは体重の2〜 3 %くらいか)

   
左から中村、中山正行常務執行役員、木内監督、もう1人の主役♀竭コ

      
左から貴重な野球経験者の篠宮、スパイクを忘れぞうり履きの榊監督(どうしてこんなにすらりと写っているのだろう)、榊監督と作戦を練る渕辺


落合投手

統合会社「三菱地所レジデンス」の3人組


左から城、藤田、上村 

 

(牧田 司記者 平成22年7月7日)