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新生コスモスイニシア好発進　大量11得点で乱戦制す

　
大量点に明るいムードのコスモスベンチ

東栄住宅 復帰初戦を飾れず

　コスモスイニシアが初回に大量６点、２点差に追い上げられた５回には４安打で４点を挙げ振りきった。４３歳のベテラン吉村投手はは２本塁打を浴びるなど後半調子をくずしたが粘りの投球で６回を完投。３年振りの復帰となった東栄住宅は、固さがほぐれぬ初回の失策絡みの６失点が最後まで響いた。

　コスモスイニシアは初回、東栄住宅の先発大沼から１番辻井の四球を足がかりに４番戸田の２塁打、９番高瀬の適時打などを絡めて打者一巡で大量６点を挙げた。２点差に追い上げられた５回にも２番手の本田投手から７番服部、８番渡辺の連続３塁打で１点追加、さらに１番辻井の適時打、３番吉村の適時３塁打などで３点を加点し逃げ切った。吉村投手は２本塁打を含む７安打を許したが、粘り強い投球で６回を完投。

　
左からコスモスイニシア吉村、東栄大沼投手

　３年振りに復帰した東栄住宅には惜しまれる初戦。３回に１番関根の本塁打、５回にも関根の安打、３番竹村、６番本田の安打などで３点を返し６回にも掘切の本塁打などで追いすがったが初回の拙守による失点が最後まで響いた。｢初戦で緊張していた｣（ナイン）

○吉村投手　戦力がダウンしている中での勝利。もう４３歳。完投できてほっとしている

○戸田　いいところで打てた（３打点の活躍）

○ナイン　参加できてよかった

●本田監督　復帰できて（試合を）楽しみにしていた。ぶっつけ本番だから結果はしょうがない

●荻原　３年計画の１年目。あせらず時間をかけていきます

　 　
左から東栄関根、本田、堀切