第22回RBA野球大会 明日開幕 どっちも勝て 記者の勝って予想 |
第22回 RBA 野球大会水曜ブロックは明日(9日)開幕する。記者の独断と偏見だが、勝敗の行方を占ってみた。( )内は記者のレーティング。 東急リバブル(86)−総合地所(59) レーティングからはリバブルが断然優勢。興味は総合地所の43歳ベテラン長島投手の巧投がどこまで通用するか。長島は速球の威力の衰えは隠せないだけに、コントロールミスは命取りになりそう。リバブルは、先発はエース遠藤もあるが、新戦力の横手投げの近藤もある。どこまで通用するか試したいところだ。岡住の打棒にも注目したい。 積和不動産(61)−東京建物不動産販売(56) 総合力で勝る積和がやや優勢と見た。昨年の戦力を維持していれば、逃げ切りそうだ。ただ、東建不販はアラフォー≠フベテラン佐林−稲富のバッテリーが8年ぶりの1勝を目指し元気いっぱい。新人や若手の加入もあり、善戦も可能とみた。 ナイス(61)−モリモト (65) 接戦だが、自費による練習試合を昨年から数多くこなしているモリモトが優勢と見た。マンションの売れ行き好調も士気向上に働くと見た。六角監督は減量に成功し、見違えるほどだ。綱田の投打にも注目。ナイスは、エース岡本の調子次第。突如としてコントロールを乱すクセ(というよりは疲れ)が解消されていれば互角に戦える。ベテラン芦沢、籾山の 100 キロコンビが元気な姿を見せるか。 ポラス(56)−住友林業 (85) 初参加のポラスは電話での取材の限り、戦力的にやや落ちる。住林の優勢は動かない。激太りと言われる稲田が登板するのか、それとも期待の新人の梶原の登板はあるのか。ポラスは戦いぶりによって、レーティングの変更も検討する。 三菱地所ホーム(54)−ちばリハウス (78) ここもレーティングでは大差がついた。ただ、ちばリは練習不足のようで、エース篠原は万全でないと見た。打力も主砲菅谷の不調が懸念材料。地所ホームは、新人長谷尾が登板か。チーム内での評価は高い。しっかり守れば、ハエがとまる快速球%且閨A鈴木監督でも 1 巡目ぐらいは通用するとみたが…。 伊藤忠ハウジング(77)−ベンハウス (50) 伊藤忠の優勢は動かない。 2 年目エース篠原がどこまで仕上がっているか。左腕の新人吉田の登板もありそうだ。ベンハウスにとっては相手が悪すぎたが、ベンちゃん≠アと荻間社長や「真冨士」、「日出東」の目出度い岸兄弟の頑張りに期待。 コスモスイニシア(51)−東栄住宅(51) これは接戦。全く読めない。コスモスイニシアは43歳のベテラン吉村が投げそうだが、果たして守りきれるか。勝つためには少しでも凡ミスを減らすことだ。東栄住宅も同じレベルと見た。スキーが専門の「スポーツ万能」の本田が投げそうだが、コントロールは定まるのか。大乱戦になれば経験豊富なコスモスイニシアに分があるとみたが…。 旭化成ホームズ(91)−オークラヤ住宅(85) いきなり優勝候補の一角同士の対決となった。いい試合が期待できそうだ。昨年は急病で体調が万全でなかったオークラヤ小森投手は、制球力が一段と増した。ただ、相手が旭化成では失点を覚悟しなければならない。大型新人3 の出場はあるのか。甲子園組の中嶋は相当の力がありそうだ。 旭化成は、だれが先発するのか。エース今野もありそうだが、新人の村山、松尾がどこまで通用するのかも鈴木監督は試すのではないか。今野は野手への転向にも意欲を見せており、野手としての出場はあるのか。 双方とも決勝Tをにらんだ戦い方をするはずだ。 |
(牧田 司 記者6月8日) |