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RBA野球大会 建設受注と賃貸のナミキが参戦

日曜ブロック ベスト8入りする力あり


左から、小川、目黒、黒木、池田、上野の各氏

 

 東京都板橋区に本拠を置く株式会社ナミキ(グループ代表・並木洋一氏)が第22回RBA野球大会日曜ブロックに初参加する。

 同社は昭和58年7月設立。資本金4億22百万円。グループ従業員数300名、グループ売上高270億円。建設受注事業と賃貸事業の2本柱で業績を伸ばしてきた。野球部創部は2008年3月。並木代表が総監督に、明大野球部主将を務めた建設営業事業本部法人営業部部長・黒木研二氏(42)が監督(兼野手)に就任。部員は15名。

 野球部を立ち上げたのは、取引先の税理士の大会などにこれまで参加しており、野球を通じて交流を図るのが目的だが、「やるなら勝とう」という並木代表のツルの一声がきっかけだ。

 昨年の東京不動産業健康保険組合主催の野球大会(二部)で東電不動産を破り2位に輝いている。

 黒木監督兼野手は「代表の全面的なバックアップも得ているし、法人営業部は野球部員で構成されている部署。6月決算の下期の目標も達成した。何とか5〜6試合はやりたい」と抱負を語った。

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 インタビューに出席していただいたのは黒木プレーイングマネージャーのほか、同じ部署の課長で野球部主将の目黒啓介氏(37)、同部マネージャーで野球部コーチの小川隆司氏(37)、同部マネージャーで主軸の池田貴亮氏(29)、新人の上野正義氏(25)の総勢5人。

 黒木氏の球歴がすごい。宮崎県の古豪・高鍋高校から明大に進学。大器晩成≠ネのか4年で頭角を現し、春のリーグ戦で打率 .358をマーク。通算5本塁打のうち4本を4年生のとき放っている。住友不動産販売・古賀監督の2歳先輩だ。「当時は、志村さん(慶大−三井不動産)や大越さん(早大−ソフトバンク)などがいましたから、なかなか勝てなかったですね。本職はショートですが、私が投げるか3塁を守ります」

 目黒主将はファースト。「仕事がすごい。目黒さんがいないと会社が立ちゆかない。ボス的存在」(各氏)だそうだから、(野球は未知数だが)相当の力がありそうだ。7番を打つ。

 間違いなく活躍しそうなのが池田氏だ。静岡の進学校、磐田南高で野球をやっていたが「大学ではレベルの差が分かりましたからやっていません」本職はショートだが、新人に譲って投手か3塁を守る。

 新人ながら、同社の浮沈のカギを握るのが上野氏だ。大阪出身で、智弁和歌山−明大卒。智弁和歌山時代では、2年生からレギュラーとして夏の甲子園に出場、明徳義塾に次ぎ準優勝。通算4回甲子園に出場している経験の持ち主だ。大学では肩を壊し、3年までしかやっていないそうだ。公式戦の記録はなし。

 小川氏は、埼玉県出身。野球経験は高校までで「マネジメントで能力を発揮する」とのことで、3塁コーチを務める。スカウト部長も努め、プロ野球など野球界の情報通のようだ。

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 各氏の話を総合すると、日曜ブロックではベスト8入りする力があると見た。弱点を探せば、清水、ケンコーポ、東電など勝つ野球に徹し、厳しい攻めを仕掛けるチームと対戦したことはなさそうで、もろさも内包して射ることと、黒木氏や池田氏などが本職でない投手を努めるということだろうか。

 しかし、日曜ブロック準優勝の東電不動産を破った実績は只者ではないことをうかがわせる。(東電不はエース清水が投げていなかったようで、3番手の幾田投手が投げたようなので、これは割引材料)。

 黒木氏は42歳だが、「昨年の健保大会は出塁率が100%で、盗塁成功率も100%」というから怖い存在だ。177センチ、83キロの体格は野球選手としては普通だが、容貌がすごい。東電不動産の田中よりすごいかもしれない。投手は打席に立たれただけですくみそうだ。黒木氏と真っ向勝負を挑めるのはケンコーポ小笠原ぐらいだろう。

 「軟式はやったことがない」上野氏がどこまで慣れるかもキーポイントだが、1番を打つはずで、上野氏の成績次第ではダークホース的な存在になるかもしれない。

 各氏は「まだ入部していないので」と明らかにしなかったが、もう1人、隠し球≠ノなりそうな選手がいる。プロの誘いを蹴って同社に入社したという41歳の人がいる。入部は間違いないとみた。


新人の上野氏

(牧田 司 記者 5月21日)