旭化成ホームズ 1〜3番が大活躍 1番北寒寺が3安打猛打賞 全得点 2番佐藤も猛打賞 貴重な3打点目 3番三好は先制打 旭化成ホームズの勝利の瞬間
(応援団、その他の記事・写真は土曜日に掲載します)
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清水建設 終盤の追い上げ及ばず 水曜ブロックの覇者・旭化成ホームズが日曜ブロックの優勝チーム清水建設の追撃を振り切り、4年連続9度目の総合優勝を飾った。1〜3番が大活躍。1番北寒寺は3安打猛打賞で全得点をたたき出した。2番佐藤も3安打猛打賞で、貴重な3打点目を放った。3番三好はチームを勢いづける先制打を放った。今野は9安打を打たれながら9回2失点完投。清水は後半の追撃が及ばず。10年目2度目の優勝を逸した。 旭化成は初回、1番北寒寺が四球を選び、すかさず2盗、3盗を決め、3番三好が中堅前に運び先制。5回にも1死から北寒寺が2塁打を放ち、佐藤も内野安打で好機を広げ、三好の併殺崩れの間に北寒寺が還り2点目(記録は敵失)。7回には2死から北寒寺が3塁打し、続く佐藤が左中間2塁打を放ち3点差とした。 エース今野は7回まで散発の4安打に抑え完璧の投球を見せたが、疲れが見える8回には3安打を許し1失点。9回にも2安打を浴び1失点し、なおも同点のピンチを迎えたが、最後は気迫のピッチングで逃げ切った。
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清 水 席打安点 |
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清水は惜敗。7回までは散発4安打のみで、2塁まで走者を進めたのは1度しかなかったが、8回に反撃。この回、1死から7番野尻が中堅前安打、盗塁と捕手の悪送球で3進したあと、代打齋藤が左中間エンタイトル2塁打して1点を返した。さらに9番木が四球を選び、1番吉田瑞の安打で満塁と攻め立てたが、2者が凡退。 9回には、この回先頭の小寺が安打し、走塁妨害と野尻の安打で1点差。なおも1死 1 、2塁のチャンスを作ったが、後続が断たれた。安打は旭化成と同じ9安打を放ったが及ばなかった。 2年目エース小寺は旭化成の1〜3番にしてやられた。 ○鈴木監督 今野様さま。よく投げてくれた。日曜ブロックの決勝戦を見ていて(偵察)よかった。清水バッテリーは外中心の配給をしていたので、見極めを選手に伝えて対策を練っていたのが奏功した。北寒寺? 相手はいやがっていたようだ ○山本捕手 相手はセンター返しを狙ってきた。いいチーム。甘い球はことごとく打たれた ○今野投手のお母さん 息子は歳ですかね(イエイエ、そんなことはありません)。途中で飲むよう、ドリンク剤を買ってきて渡したんですが、あの子は飲んだんですかね(ドリンク剤を飲んで力が出るのなら、みんな浴びるように飲んでいると思います) ○佐藤 いつも今野さんに1−0とかで迷惑ばかりかけていたので、3点目のタイムリーを打ったときは嬉しかった ○三好 (先制の安打を放ったが)あれは僕のミス。3塁にランナーがいたので、ゴロを打てと指示されていた。外野に運んでしまった(この当たりが同社チームの強いところか。普通なら好きに打たせる場面) ●山寺監督 みんなよく頑張った。力を出し尽くしたので後悔はない。いい試合。全員を誉めてやりたい。今年は試合ごとに強くなっていった ●小寺投手 初回の(北寒寺に与えた)四球が痛かった。来年また頑張る ●金子捕手 完敗…完敗…(かなり落ち込んでいた) ●齋藤 野尻(ランナー)が3塁にいたので犠牲フライでもいいと思って打ったら、よく飛んでくれた ●野尻 僕? 打ったでしょ(2安打して) ●木 打てると思ったが、最後はフォーク(最終回、2死1、2塁の場面でよく粘ったが、最後は捕手のファウルフライに討ち取られ、最後の打者になり)
写真左 10年前の清水建設の優勝監督・松平伊佐三男氏(左)と久米大会委員長。「10年前、私が優勝インタビューを受けてから全然勝てなかったチームがこのように総合優勝戦に出られて嬉しい。山寺監督は監督1年目でここまで導いたのだからたいしたもの。僕は優勝するまで数年かかりましたから」松平氏は現在、同社北陸支店担当部長。4月から本社勤務とか。
写真左 同僚の山中選手を応援する清水経理部の応援団
写真左 旭化成応援席の同社ファイナンシャル事業部事業室長代理・高橋新之助氏(左)と同室東事業室営業課課長・長島元司郎氏。「われわれは新しいビジネスモデルを構築しつつある」(高橋氏)「埼玉から応援に来たが、同じ部署で働いている優秀な選手がいる」(長島氏) 「僕は中国、日本、アメリカのチームをみんな応援した」 中国大使杯を授与した中華人民共和国 在日本国大使館 参事官・文徳盛氏とそのご家族。息子さんは「僕は、北京オリンピックの前に行われた大会で中国−日本、日本-アメリカの試合を観戦しました。中国はもちろんですが、日本もアメリカも応援しました」と語った。
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(牧田司記者 平成22年3月19日) |