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第22回RBA野球大会 日曜ブロック 

どっちも勝て 記者の勝って@\想

 

 東電不動産(85)−ミサワホーム(60)

 レーティング差は25点。東電不が優勢。よほどのことがない限り東電不が勝つと見た。先発はエース清水だろうが、今後の試合を考えると2番手の幾田、篠原の登板もありそうだ。打線は主砲・田中が絶不調なのは気がかりだが、他の選手が好調で、補って余りあるものがある。

 ミサワは、47歳の鉄人・大野次第。前試合後、気になる発言をしていたが、ここでは書かない。失うものはない。当たって砕けろだ。

清水建設(80)−三菱地所(70)

 レーティング差は10点。清水が優勢と見たが、今季は、このチームの戦力分析に悩まされ続けてきた。エース小寺の調子が全然つかめなかったからだ。本人はもちろん山寺監督、吉田主将、女房役の金子からも本音を聞き出せていない。吉田は決勝T抽選会で、マラソンランナーだったという第二の投手の先発も匂わせるかく乱戦法に出た。

 三菱地所は勢いがある。かつての黄金時代ほどのすごさはないが、若手がハッスル。鶴見、松島、船津らかつての主力がベンチに戻った。平井が力まず打たせて取るピッチングに専念すれば面白い勝負になる。小寺、あるいは第二の投手の調子次第では打撃戦になる。消耗戦になったら三菱にも勝機が生まれそうだ。

ケン・コーポレーション(88)− 三井不動産(80)

 総合力で勝るケンコーポがやや優勢。投手力は互角だ。ケンコーポ小笠原は打たれても1、2点だろう。対する三井不も木下、相澤は1、2失点に抑える力がある。

 打力も互角だ。双方とも相手の投手から連打、連打で大量得点することは難しいと見た。一発の魅力を秘めているのは三井不か。相澤、工藤、清水と、怖いのは山上。今季は不調だが、どこまで調整してくるか。

 問題は守りと走力。これは明らかにケンコーポが上位。ひとつのミスが勝敗を分けそうだ。

三井不動産住宅サービス(70)−安田不動産(80)

 三井住宅サービスは、昨年の防御率トップエース井上の肩痛が深刻と見て、レーティングを81から70に格下げした。一方の安田は、西沢、岩間の2枚看板が揃ったので、77から80に格上げした。格付けどおりの試合になりそうだ。

 ただ、井上の肩次第では接戦になるか。打撃では、藤元は打数こそ少ないが、打率6割。長打力もあり、チームの勝敗のカギを握る。

 安田の先発は、先発に意欲を見せる西沢か。現在、自責点ゼロで東電不・清水と並んでハーラートップ。岩間は防御率9.00(従来規定では11.00)と分が悪いが、西沢と同等の力がある。展開によっては登板がありそうで、岩間の先発もありそうだ。打線は下位打線が弱い。この弱点をどう克服するかが課題だ。

(牧田 司 記者 9月24日)