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　住友不動産が年内にも分譲を開始する「シティテラス流山おおたかの森ステーションコート」を見学した。駅から3分の約135店舗が入居する「おおたかの森Ｓ・Ｃ」に近接する大型マンションだ。

　物件は、つくばエクスプレス・東武野田線流山おおたかの森駅から徒歩3分、流山市都市計画事業新市街地地区Ｄ110街区１〜５に位置する15階建て全328戸の規模。専有面積は59.08m2〜86.44m2、価格は未定。設計・施工は長谷工コーポレーション。竣工予定は平成23年10月上旬。販売代理は住友不動産販売。

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　記者は、つくばエクスプレス沿線で開業当初からマンションが売れるのはこの「流山おおたかの森」と「柏の葉キャンパス」だろうと思っていた。「柏の葉キャンパス」はいうまでもなく、三井不動産を中心に官民学が連携して計画的な街づくりを進めており､商業施設の「ららぽーと柏の葉」もマンションの竣工とほぼ同時期に開業した。

　「流山おおたかの森」も、マンション第一弾のオリックス不動産の「フォレストレジデンス」が分譲される頃に「おおたかの森Ｓ・Ｃ」が駅前に開業していたからだ。

　その後､おおたかの森ではプロパスト、藤和不動産、有楽土地などが分譲しているが､おおむね売れ行きは良好だった。

　今回の住友不動産の物件も早期完売かと思ったが､まだ価格（単価）が未定のなので何ともいえない。販売担当者に聞いた印象からは、単価は160万円を超えてきそうだ。ひょっとすると「フォレストレジデンス」と同程度の坪165万円くらいになるかもしれない。

　マンションがよく売れていた頃のプロパストの駅近マンションは坪184万円だったが､昨年分譲の駅から14分の「オーベルグランディオおおたかの森」（315戸）は130万円台の前半だった。

　今回の住友不動産の物件は、駐車場料金が500円からと安く、共用部分の��過剰�℃{設を排するなどランニングコストを抑えているのも売りの一つのようだ。後で調べたら１平方�b当たり管理費は約165円だった。確かに安い。外観も珍しい「クリスタルグリーン」。