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　旭化成ホームズは10月26日、今年１月に発売した都市型３階建て「ヘーベルハウス フレックス Ｇ3」を進化させた「ヘーベルハウス FREX monado （フレックス モナド）」を11月5日から発売すると発売した。

　今回の新商品は、同社の得意とする都市型3階建て市場における一段の競争力強化を目指すもので、都市住宅として求められる資材搬送性も含めた敷地対応力・空間提案力・デザイン性に格段の進歩を実現し、都市 3 階建て住宅市場での一層のシェア拡大を目指して発売するもの。本体価格はプロトタイプで3,800万円（延べ床面積147.95平方�b、エレベータ、消費税込み）、全国で500棟の販売を目指す。

　大きな特徴の一つは 1 階階高ダウン仕様を導入したことで、ピロティガレージや玄関・水廻りなどの非居室用途の階高を従来より32cm低くしたこと。これにより、建物全体の高さも低くなり、斜線制限の中で、居室用途になる2〜3階の空間がより広く確保できるとしている。

　さらに、道路斜線や北側斜線といった斜線制限に対応して、躯体を斜めにカットするバリエーションを従来の 2 種類から 5 種類へと拡充。敷地対応力を一層強化した。

　また、各層柱継ぎ工法を採用したことで 2t ショートのトラックでの部材搬送が可能となり、狭隘道路が多い都市部での資材搬送性を高めた。

　豊かな居住空間の実現にも力を入れ､�@ピロティガレージ上部の床を約 40cm下げることで、ガレージとして使い切れない上部の空間を2階へ取り込み、約2.8mの高天井空間を実現�A新たな半屋外空間を実現するベランダ腰壁「スカイウォール」を採用することで、隣家や通りなどからの視線を遮り、上方から光や風を取り込むプライベート半屋外空間を提案�Bシステムラーメン構造を採用して、設計自由度の高い無柱空間を実現−などの工夫を凝らした。

　外観デザインは、余分な飾りを排除し、機能的に必要な要素のみでモダンで印象的な外観デザインを実現した。