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7月の住宅着工 分譲は増えるが郊外マンション減少続く

 国土交通省が発表した7月の住宅着工は、持家と分譲住宅が増加したため、全体では前年同月比4.3%増の68,785戸で2か月連続の増加となった。

 持家は27,181戸(前年同月比4.4%増、9か月連続の増加)、貸家は25,673戸(同5.9%減、20か月連続の減少)、分譲住宅は15,201戸(同27.3%増、5か月連続の増加)。

 マンションは5,448戸(同37.5%増、2か月連続の増加)、一戸建住宅は9,620戸(同23.0%増、7か月連続の増加)といずれも増加した。首都圏マンションは東京都が前年同月比19.4%増の1.764戸となったが、他の各県はいずれも2ケタ減。大手デベロッパーを中心とする都内のマンションが回復しつつも、郊外の減少が続くいびつな状況が続いている。

(牧田 司 記者 2010年8月31日)