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　大京のフラッグシップマンション「ザ・ライオンズ中野坂上」を見学した。「ザ･ライオンズ」を冠したマンションは全国で17棟目、23区内では５棟目だそうだ。

　物件は、東京メトロ丸ノ内線・都営大江戸線中野坂上駅から徒歩5分、中野区中央１丁目に位置する５階建て全43戸の規模。専有面積は約55〜83平方�b、１期20戸の価格は4,880万〜8,680万円（最多価格帯7,800万円台）。坪単価は310万円台の後半。竣工予定は平成23年6月20日。施工は東洋建設。設計は協立建築設計事務所。８月29日に１期の抽選が行われる。

　同社がこれまで分譲した首都圏の「ザ･ライオンズ」はほとんど見学しているが、この物件は都心へのアクセスのよさと立地環境のよさは最右翼だろう。現地は表通りから一歩入った中層のマンションや戸建てが建ち並ぶ閑静な住宅街。３方道路で、道路を隔てた対面には野村不動産が分譲した「ヒルズ中野坂上」があり、ある大手デベロッパーのマンション建設予定地も隣接している。高台立地であるため、敷地東側の新宿方面が一望できる。

　この立地条件なら「ザ･ライオンズ」を冠する価値があると思ったが、設備仕様レベルもこれまでの「ザ･ライオンズ」と遜色ない。外構、外壁には大理石、御影石、花崗岩などの自然石がふんだんに用いられている。中庭にはカスケードと水盤も設置されている。

　内装壁には珪藻土クロスが採用されていた。「たまプラーザ」でも採用されていた換気機能付きの玄関ドアも採用されていた。すっかりおなじみとなった「ライオンズリビングラボ」も全て盛り込まれている。

　７月末から予約制でモデルルームが公開されており、現在まで300件弱の来場者を集めている。

　単価的にも安く、早期完売が期待できそうだ。