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 野村不動産 駅近の「プラウドタワー石神井公園」

 野村不動産(事業比率50%)と大栄不動産(同50%)の駅近タワーマンション「プラウドタワー石神井公園」のモデルルームを見学した。

 物件は、西武池袋線石神井公園駅から徒歩3分、練馬区石神井町3丁目に位置する25階建て全117戸の規模。専有面積は約41〜111平方b、価格は未定だが、坪単価は280万円台になる模様だ。竣工予定は平成24年1月下旬。施工は前田建設工業。販売開始は平成22年8月下旬の予定。

 

 

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 建物は南東向きと南西向きのV字型の形状で、カラーリングは白を基調に、バルコニー手すりは濃い乳白、薄い乳白、透明の3種のガラスを使いわけ、低層から高層に向かいグラデーションをかけている。建物の北側に設置された2基のエレベータホールからは外が眺められるようガラスカーテンウォールで演出されている。

基本性能面では、SIを採用、天井高2,650〜2,800ミリ、オール電化、芯心1メートルの廊下幅のほか、野村リビングサポートの駆けつけサービスが3年間無料で受けられる「LIVING Q コール」付きなどが特徴だ。

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 このマンションは、もう3年前から注目していた。他のマンションの見学で石神井駅前を通った時、看板がかかっていたからだ。果たしていくらになるのかずっと気になっていた。駅を挟んだ反対側で今年始め、大京が分譲した「ライオンズ石神井公園ステーションゲート」が坪250万円だった。

 大京のマンションも随分安いと思ったが、野村不動産のマンションは間違いなく坪300万円を突破するだろうと思ったが、そうではなかった。この沿線では坪300万円はかなりハードルが高いということだろう。

 駅近で富士山も石神井公園も見渡せる立地で、この単価なら間違いなく人気になりそうだ。億ションも2戸しかない。石神井駅は現在、駅の高架化や駅南口の駅前広場の整備、都市計画道路の整備なども行われており、利便性が高まる。


井の頭公園から望む(完成予想図)

(牧田 司 記者 2010年8月3日)